毎朝忙しい中、ゴミ出しもされてお疲れ様です。大変ですよね。
朝早くに起きて、身支度を整える。ゴミを分別してまとめ、指定の袋に入れて収集場所に持っていく。
ゴミ出しって意外と負担になりますよね。たまには旦那さんにも手伝ってもらいたいと思いませんか?

奥さん、そうやって諦めてはいけません。実は、私の旦那も最近までゴミ出しをしたことがありませんでした。
ゴミの収集日も分別方法も、何も知りませんでした。
しかし、ゴミ出しを「わかりやすく」「手間のかからない」ものにしただけで、あっという間に旦那は生まれ変わりました。
今では旦那にゴミ出しを頼めるので、収集日にも安心して朝寝坊できちゃいます。
それではさっそくゴミ出しを夫婦で分担するコツをご紹介します。
目次
ゴミ出しを夫婦で分担するには「わかりやすさ」が重要
旦那さんがゴミ出しをしたがらないのは、ゴミ出しの方法が分からないことが1番大きな原因です。
ゴミ出しの方法をわかりやすくする工夫がこちらです。
ゴミ出しカレンダーで収集日が一目瞭然!

「あさってプラスチックゴミ出してきてね。」「明日ゴミ出し絶対行ってね。」
何回言っても、当日に朝寝坊してしまう旦那さん。期待していた分、落胆が大きいですよね。
旦那さんがゴミ出しに積極的ではない理由の1つは、『妻に強制されるから』だと思います。
何度もしつこく「月曜日だよ。」「あさってだよ。」「明日の朝ね。」と言われ続けたら誰でも嫌な気分になってしまいますし、言う方も辛いですよね。
ただ、「しつこく言わないから」とゴミ出しを忘れられても困ります。家がゴミ屋敷になります。
しつこくされても、ほったらかしでも世の男性はゴミ出しをしたくない生き物です。
そこで自発的にゴミ出しをしようという気持ちを起こさせるグッズをご紹介します。それが、ゴミ出しカレンダーです。
自治体で配られているゴミ出しカレンダー、あなたはどこに保管してありますか?
奥さんがゴミ出しの日を完璧に把握しているため、壁に貼ってないお宅が多いのではないでしょうか。
戸棚にしまってあるゴミ出しカレンダーを一度出してきて、壁に貼ってみてください。
どんなにゴミ出しをしたことがない人でも、そのカレンダーを見るだけでゴミの収集日が一目瞭然です。
最初はゴミ出しに興味が無い旦那さんでも、ゴミ出しカレンダーを何気なく見ているうちに自然とゴミ出しを意識するようになってくると思います。
そしてだんだん慣れてきた頃に、「じゃああなた、次の回収日にプラスチックゴミ出してきてね。」とお願いしてみましょう。
カレンダーには、旦那さんにゴミ出しをお願いしたい日付にチェックをつけることも忘れずに。
私の旦那はその方法でゴミ出しデビューしました。
ゴミ出しカレンダーを貼る前は”頼むだけ無駄”だった旦那が、今や収集日を完璧に把握しているので、頼まなくとも私より先に起きてゴミ出しに行きます。
ゴミ出しに行くストレスももちろん、旦那にうるさく「ゴミ出ししてきて。」と言うストレスからも解放されて2倍ハッピーです!
また、ゴミ出しカレンダーが配られていない自治体の方や無くしてしまった方、部屋の景観が乱れるから自治体のゴミ出しカレンダーを貼りたくない方もいらっしゃるでしょう。
そういった方にはご自分でゴミ出しカレンダーを手作りすることをおすすめします。
既製のカレンダーにゴミ出しの日を書き込むだけでももちろんOKですし、100均などで手に入る黒板やホワイトボードを利用してみるのも良いかもしれません。
是非ゴミ出しカレンダーを壁に貼って、旦那さんのやる気をUPさせましょう。
ステッカーを貼るだけ!簡単分別!

いくらゴミ出しに行ってくれるようになったからといって、ゴミの分別方法が間違っていては元も子もありません。
しかし、うちの旦那は強敵でした。分別方法が分からないものは全て可燃ゴミ、ペットボトルも空き缶も可燃ゴミ。
旦那の辞書に「分別」の文字はない、という状況でした。
あなたのお宅には、そんな「強敵」いらっしゃいませんか?もう大丈夫です!今から成敗する方法をお教えします。
それが、ゴミ箱に分別ステッカーを貼るという方法です。
ステッカーを貼るだけなら簡単だし、視覚的にどのゴミ箱にどのゴミを入れれば良いか分かるから、間違えるはずがありません。

このように私の旦那も、イラストのお陰で1つずつ分別を覚えることが出来ました。
お子さんにもわかりやすくて、分別に協力してもらいやすくなりますね。
また、我が家では、分別ステッカーにそのゴミの収集日を書き加えています。
ゴミ出しカレンダーとセットで使えば、より確実に収集日を覚えられます。
可愛いステッカーを選べば、分別意欲も湧くこと間違いなし!あなたも是非試してみてください。
ゴミ出しを夫婦で分担するために「手間」を減らそう

旦那さんは、ゴミ出しが面倒だからやりたくないのかもしれません。
手間を減らして、旦那さんも奥さんも気持ちよくゴミ出しが出来る方法をご紹介します。
ゴミ箱の数を必要最小限に!

あなたのご自宅の中で、ゴミ箱が置いてある場所は何ヶ所ですか?
リビング、キッチン、脱衣所、寝室…。色々な場所にゴミ箱が置いてありますね。
ゴミ収集日の朝、バタバタしながら色々な場所にあるゴミを回収する作業は大変。仕事に行く前の旦那さんに頼むには、さすがに気が引けちゃいます。
そこで私は、思い切ってゴミ箱の設置場所を減らすことにしました。
実は、我が家でゴミ箱がある場所はたった1ヶ所。キッチンにしかゴミ箱がありません。
ゴミ箱の設置場所を減らした結果、ゴミ出しに時間がかからなくなり、出勤前の旦那にもゴミ出しを頼みやすくなりました。
ふとあなたは、こう思われたはず。ちゃんとわかってますよ。

私の経験談を言うと、ゴミ箱が1ヶ所しかなくても全く不便ではありません。
むしろゴミ箱の数が少ない方が、邪魔にならないし、ゴミを減らそうと努力したりするし、メリットが多いです。
我が家のようにゴミ箱を1つにする必要はありません。
まずはあまり使用頻度の少ないゴミ箱を1つ減らしてみることから始めてはいかがでしょうか。
何かを準備したり、お金をかけたりすることもないので今すぐ出来ますよ。
ゴミ出しの手間を減らして、ご夫婦共々楽しちゃいましょう。
ゴミ袋はゴミ箱の中に入れておく!


そんなお悩みも多いはず。最近「名もなき家事」という言葉をよく耳にしますが、新しいゴミ袋のセットもその部類でしょう。
「名もなき家事」ってすごく小さなものばかりだけど、積もり積もると大きな負担になりますよね。
小さな1個でもやりたくない。新しいゴミ袋のセットも、夫婦で分担して行いましょう。
ところであなたは、ゴミ袋をどこに収納していますか?
ゴミ袋がわかりにくくて取り出しにくい場所にあったら、誰もゴミ袋をセットしたくなくなります。
私がおすすめする収納場所は、ずばりゴミ箱の中です。
ゴミ箱の中にゴミ袋を入れておけば、古いゴミ袋を出したと同時に新しいゴミ袋をつけることができ、新しいゴミ袋を取りに行く手間が省けます。
また、古いゴミ袋を取り出した時に新しいゴミ袋が目に入るので、袋のセットし忘れを防ぐことができます。
忙しい朝に、「ゴミ袋どこ?」と聞いたり、聞かれてゴミ袋を探したりする面倒が省けて、私も旦那もイライラが減りました。
こちらもゴミ袋の収納場所を変えるだけ。1円もかからずに実践できます。
さあ、今日から夫婦で協力して「名もなき家事」を行っていきましょう。
優しい言葉でお願いしよう!

最後にご紹介する方法が、もしかしたら1番ゴミ出しの面倒くささを軽減するかもしれません。
「早くゴミ出し行ってきてくれない?忙しいんだから!」
あなたは旦那さんにそのような言葉を言ったことはありませんか?私はよく、そう口にしていました。
その結果、一時期旦那はゴミ出しの朝に起きて来なくなってしまいました。
ついつい「旦那も家事をするのが当たり前」という考えを基に、旦那さんに厳しい言葉でゴミ出しを頼んでしまいますよね。
しかし、それではいけません。一度相手の立場になって、旦那さんにやる気が出る優しい言葉を掛けてあげることが大切です。
私は先ほどの件で反省して「いつもありがとう。ゴミ出ししてくれて嬉しい!」と、旦那に言うようにしました。
そうすると旦那はノリノリでゴミ出しに行くようになり、ゴミ出しを強制する必要はどこにもなくなりました。
あなたは旦那さんにこう言われたことはありませんか?「かあさーん。飯まだ?早くー。」
こんな風に言われたら、誰でも腹が立ちますよね。もし私が旦那に言われたら、すぐに旦那を外につまみ出します。
しかし、この言い方だったらどうでしょうか。「いつもご飯作ってくれてありがとう。今日の夕飯も早く食べたいな♪」
こんな風に言われたら、照れつつも嬉しくなりますよね。はりきってご飯作りをしたくなります。
つまりは、そういうことなんです。優しい言葉の声かけは、面倒くさいことへのやる気も出させてくれるんです。
照れくさいかもしれませんが、愛する奥さんの言葉は1番の特効薬になること間違いなし。
まず一言「いつもありがとう。」と声に出してみてください。
次のゴミ出しはきっと旦那さんが行ってくれるようになりますよ。
ゴミ出しは夫婦円満の秘訣!

ゴミ出しを分担することは、夫婦円満の秘訣になります。
夫婦の会話が増える

「最近、旦那(妻)と話したのいつだっけ…。」
そんなご夫婦にこそ、ゴミ出しの分担がおすすめです。
我が家ではゴミ出しを分担するようになってから、夫婦の会話の量がぐんと多くなりました。
<例1>


<例2>


このような些細な話題から、会話が広がっていくことがあります。
「自分でゴミ出し行った方が早い。旦那に頼むのは面倒くさい。」そう思われている方も多いかと思います。
しかし、ゴミ出しは夫婦仲を取り持つ共通の話題となることができます。
夫婦の仲を諦める前に、是非ゴミ出しを夫婦で分担してみましょう。
家事の大変さを共有出来る

今時「誰のお陰で生活できてると思ってるんだ。」と言う旦那さんは少ないかもしれませんが、まだまだ「家事は女の仕事」と思っている旦那さんは多いと思います。
実際、私の旦那は仕事から帰ってくるとお酒を飲んでぐうたらして、休日も昼過ぎに起きてそれからゲームをして、家事なんてまるでやる気がありませんでした。
私たち主婦も、旦那がいつも仕事で疲れていることは知っています。「いつも働いてくれてありがとう」と、思っています。でも、家事に休みはありません。
365日毎日家事をしている主婦も疲れていますよね。
旦那さんに家事の大変さを理解してもらい、家事を手伝ってもらう第一歩としてゴミ出しを分担しましょう。
ゴミ出しなら、仕事のために家から出るついでに行うことが出来るし、他の家事に比べてかかる時間が少ないです。
また、やり方さえ覚えれば難しいこともなく、おおざっぱな旦那さんでもまず失敗することはありません。
私の旦那は、ゴミ出しをきっかけに家事の大変さを理解し、休日には積極的に洗濯物を干したり、お風呂を洗ったりしてくれるようになりました。
さらに、1日の終わりに「今日も1日お疲れ様」とねぎらいの言葉を掛けてくれるようになり、夫婦の仲も深まりました。
ゴミ出しの分担は夫婦円満の秘訣です。勇気を出して、ゴミ出しの分担を頼んでみましょう。
ゴミ出しを夫婦で分担すると夫が出世しない?

「ゴミ出しをする旦那は出世しない」という言葉を聞いたことがありますか?
そんな言葉を聞くと、旦那さんにゴミ出しを頼むのを躊躇してしまいますよね。
この言葉は、実は風水の中の言葉なのです。風水とは古代中国の一思想であって、信じるか信じないかは個人におまかせ!ってやつです。
「旦那がゴミ出しをしてから出勤すると、ゴミの負の運気を職場に持って行ってしまい出世できない」というのが風水の言い分ですが、あなたはこれ信じますか?
私はこの言葉を信じていません。だってそんな負の運気に負けてしまうごときの男が、出世なんか端からできるはずないのですから。
私は家事も仕事も両立できて、奥さん思いで気配り上手の男性が1番出世できると思います。
あなたもそう思いませんか?だから、気にしないで夫婦でゴミ出しを分担しましょう。
まとめ
- ゴミ出しを夫婦で分担するには「わかりやすさ」が重要
- ゴミ出しカレンダーを壁に貼って収集日を共有する
- ゴミ箱にステッカーを貼って分別を簡単にする
- ゴミ出しを夫婦で分担するために「手間」を減らそう
- ゴミ箱の数を必要最小限にする
- ゴミ袋はゴミ箱の中に入れておく
- 優しい言葉でゴミ出しを頼もう
- ゴミ出しは夫婦円満の秘訣
- 夫婦の会話が増える
- 家事の大変さを共有出来る
- 「ゴミ出しを夫婦で分担すると夫が出世しない」訳ない
ゴミ出しを夫婦で分担するコツをご紹介しましたが、いかがでしたか?
今日からゴミ出しを楽ちんにして、是非夫婦で分担なさってみてください。
また、たまには分担するだけではなく、ご夫婦揃って一緒にゴミ出しに行ってみてくださいね。
ゴミ出しは、いつでも夫婦の仲を深める鍵となってくれますよ。