毎週やってくるゴミ収集日。あなたのご家庭ではゴミ出しは誰のお仕事ですか?あなたですか?ご主人ですか?
我が家の場合は一番最初に家を出発する私がゴミを出す役割になっています。早朝早々にゴミを出します。
そして主人が出発する頃、ゴミ収集が完了する時間帯なのですがカラスに荒らされた時は悲惨です。出発前に掃除するからです。
主人のスーツは汚れ、無駄なゴミの後始末によって時間もロスしてしまう悲しいことがしばしばありました。
その対策として私たちは色々調べて検討し、ついにゴミネットを100均で作れるところに行き着きました!
ではどのような材料で作れば安くで安心なゴミネットができるのか、ポイントなどもおさえて詳しくご紹介いたします。
目次
ゴミネットは100均でDIY!カラスや猫に効果抜群!
ゴミ収集日のたびにやってくるアイツ。そう、アイツとはカラスや猫である。彼らはゴミをあさりにやってくる。
毎回カラスや猫で頭を悩ませる日々が続くとうんざりしますよね。そこでカラス対策としておすすめなのがゴミネットです。
一般的に流通している商品を探すとアマゾンを始めカインズやコーナン等のホームセンターは高いもので5,000円くらいで販売されています。
購入する前に効果も分からないしそんなのに出してられないわ、と思うそこのあなた!100均で作ってみませんか?
そうなんです!ゴミネットは私たちが慣れ親しんでいるダイソーやセリアなど100均ショップで売られている材料で簡単に作ることができます!
100均グッズで作れば価格も安いですし、盗難の被害にあってもまた作ればいいと思えるので被害も小さいです。
ではどのような材料を使用してゴミネットを作ればいいのか、おすすめアイデアをご紹介いたします。
ワイヤーラックで手作りボックス
この前、カラスに生ゴミやられたのでカラス除けのカゴをダイソーに探しにいっけどコレを発見して、たためるし良いかも!と買ってきて組み立てました。
私って天才〜と自画自賛してて、ネットでカラス対策みたら他にも作ってる人、結構いた… pic.twitter.com/nZThSb1BCI— けいこ (@ke315) October 14, 2018
引用 twitter
簡単、最安値、効果絶大の3拍子が揃っているのがワイヤーラックで作るゴミボックスではないでしょうか。必要なのはワイヤーラック5枚のみ。
それぞれ直方体になるように側面、天面を結束バンドだどで固定するだけで完成です。力仕事ゼロ。女性一人でもすぐできます。
できたワイヤーボックスは出したゴミ袋たちにすっぽり覆うように被せてあげます。それだけでカラス対策は完了になります。
金具なのである程度の重量があり、カラスや猫も入ることができません。つつくくらいでしょうが、網のサイズも小さいので奥まで入れません。
さらに使用しない時は折りたたんで収納できるという点が嬉しいです。邪魔にもならず必要なゴミ収集日の時だけ組み立てればいいので便利です。
ネットタイプのランドリーバスケットで即席ゴミネット
そして虫対策という名の何かをされたカブ 9/5
ダイソーのネットタイプの洗濯カゴon90ℓゴミ袋
ゴミじゃないです pic.twitter.com/U1ohTICqK2— eggyack (@eggyack) October 14, 2014
引用 twitter
作ることもめんどくさいという方はネットタイプのランドリーバスケットがおすすめです。作る必要ありません。そのまま使います。
使い方は一般家庭にある45Lのゴミ袋に入ったゴミにすっぽりと被せてあげるだけ。上から逆さになるように被せてあげることがポイントです。
こちらも折りたためるタイプですので、必要な時にバスケットの形にしてゴミに被せてあげるだけなので収納の邪魔にならずとても便利です。
ですがここで注意です。ネットタイプのランドリーバスケットはネットでできているためバスケット自身はとても軽いです。
そのためカラスや猫でも上へあげてゴミたちにたどり着くことができてしまうため、持ち手部分に重りを置くなどして対策をしておきましょう。
ゴミをカラスや猫から荒らされず守るポイントは?
毎週定期的に出すゴミ収集日。その度にゴミをカラスや猫から守ることを考えているとウンザリしてきませんか。
ゴミを荒らされた後の後始末は計り知れないストレスですよね。私も自分の時間が後始末に充てられてしまうのでかなり腹が立ちました。
できればカラスや猫がゴミを荒らして欲しくないし、きて欲しくないですよね。糞害もありますし。
では少しでもカラスや猫からゴミを守るためにできるポイントは何なのか、ネットをかける以外に必要なことは無いのか詳しくご紹介いたします。
ゴミとネットの間に隙間を作らない

ゴミ収集の日にゴミを出してネットをかければカラス対策はもう大丈夫!と思っているあなた。危険です。カラスは一枚上手です。
カラスは小さい隙間があればそこから潜り込み、ゴミ袋を破って中身を漁ります。ネットでゴミ袋全体を隙間なく覆うことがポイントになります。
ですがさらに賢いカラスはくちばしでネットもズラしてゴミを漁る悪いやつもいます。対策としては重りを置いてずらせないようにしましょう。
網目もできれば穴の小さいものの方がおすすめです。カラスはネットの隙間にくちばしが入ってしまえばそこから引っ張り出します。
破られてしまう可能性をなるべくネットで潰して、ゴミを荒らされないように対策しておくことをおすすめします。
紫外線をカットした塗料を塗る

こちらはカラスの習性を生かしたものです。カラスは紫外線を感知して景色を見ているのをご存知でしょうか。
ある自治体が黄色いネットと黄色以外の色のネットでカラスの被害を検証したことがありました。その際は黄色いネットに効果がありました。
ですがこちらは色によって識別しているのではなく紫外線を出すか出さないかでカラスの見え方が違うため被害に差が出たことがわかりました。
従って黄色いネットを使用するのも問題ありませんが、ネットに紫外線をカットするスプレーなどで対策をしておくと被害が軽減できますよ。
生ゴミを減らす

エサになるようなものがなければ,カラスは当然ですがやってきません。生ゴミが減ると臭いも水分も無くなるし一石二鳥です。
では世の中の主婦たちはどのようにして生ゴミを減らしているのでしょうか。
- 食材を買いすぎない
- なるべく使い切ってロスを減らす
- リサイクラーを使う
- コンポストで微生物に分解してもらう
ごく当たり前のことですが、食材を買いすぎない事が一つ。こちらは余ってしまい賞味期限が切れた、傷んでしまったなどが防げます。
2つ目は食材を使い切る事です。最近ではブロッコリーの芯や野菜の皮まで使うレシピが豊富にあります。上手にロスを減らしていきましょう。
3つ目と4つ目は土に返してあげることがポイントです。リサイクラーは生ゴミを高熱で攪拌し、とても細かく刻んでくれます。そのゴミを肥料として使います。
コンポストというのは微生物がいっぱいいる土の中に直接野菜の皮などを入れて、彼らに分解してもらう仕組みのことです。まさに自然の力ですよね。
我が家も最初はコンポストを使用し、その後リサイクラーへチェンジしました。
なぜなら私はコンポストの中の土を腐敗させてしまい虫まみれにしてしまったから。
コンポストは微生物達の力を借りて食材を分解してくれますが、その力はゆっくりで小さいです。私はその点を過信していました。
数日経ったカレーライスを水気を切らずに土へ放り込んだのです。水分と栄養豊富な環境になるため、臭いとともに虫達がやってきました。
あとはご想像の通りです。蓋を開けた時の光景は全身に鳥肌が立つほど恐怖の塊でした。ギャッ!という声と共にゴミとして出しました。
その後はリサイクラーを使用しました。微生物の力は借りませんが高熱で粉砕してくれるので、ある程度貯まったら土の肥料として使用します。
上記のように普段の生活でも生ゴミを減らす工夫は色々あります。カラスや猫対策としても一度考えてみてはいかがでしょうか。
見えにくく・臭いを遮断

カラスや猫にも目と鼻がありますので、視覚と嗅覚が備わっています。そのためゴミからエサが見えたり臭いがするとやってきます。
生ゴミがカラスや猫から見えにくく、臭いを遮断するとカラスや猫がやってくるのを防ぐことができます。
例えば生ゴミをビニール袋や新聞紙等に包んでから捨てる、野菜などの水分をしっかり切って捨てる等、ちょっとした一手間でゴミを守れます。
新聞紙は目隠しだけでなく、水分も吸ってくれて臭いも遮断してくれるのであるととても便利ですよね。
ゴミの収集日を守る

ゴミを出し忘れないように前日の夜に捨ててしまうことありませんか。前日の夜にゴミを捨てると収集がくるまで長くて約半日は放置されます。
放置している間にカラスや猫が荒らしにきます。酷い所では何を捨てたかチェックする人がいたり、DMにある住所などのを盗む人もいます。
ゴミは早々に出してしまうと、カラスや猫だけでなく「他人」からも守る必要があるためギリギリに出すことをおすすめします。
ゴミは廃棄した時点で所有物ではなくなるので、個人情報を守ると共にカラスや猫に荒らされないためにも収集日をきちんと守りましょう。
カラスや猫はなぜゴミを漁る?
そもそもカラスや猫などはなぜゴミを漁るのでしょうか。もちろん餌を求めて集まっているんじゃないの?と思いますよね。
その通りです。カラスや猫も餌を求めてやってきます。ですがどうやってゴミに辿り着いているのかご存知でしょうか。
カラスも猫もそれぞれ能力があり、それらを駆使して繰り返しゴミを求めてやってきます。習性を正しく知ってゴミ被害を減らしましょう。
カラスや猫は餌を求めてゴミに集まる

カラスも猫も私たちと同じ生き物です。食べる物や飲み物が無いと飢えてしまい死んでしまいます。彼らは餌を求めてゴミへ集まります。
ゴミの中に廃棄された生ゴミをエサとしているカラスや猫は多くいます。そのため荒らされた状態は残飯などが散らかっている事が多いです。
私もネットの設置が甘く、カラスに荒らされた日は廃棄した手羽先の骨や果物の皮、子どもが残したごはんなどが散らかっていました。
異臭も酷く生ゴミが道路にへばりついていたので、洗うのに1時間弱ほどかかった記憶があります。その時間が無ければ家事が出来たのに…
生ゴミを捨てる時はしっかり封をするか水気を切って荒らされた時のために対処しておくことも必要です。
カラスは記憶力・学習能力が優れている

「カラスはとにかく頭がいい」ということをよく聞きませんか。そうです。カラスは記憶力も高いだけでなく学習能力も高い鳥類なのです。
「Aさんの家にはいつもうまい生ゴミが入っている」と学習すると記憶力も高く何度もゴミを荒らしに来ます。覚えられた側はとんでもないです。
またカラスの記憶力の凄いところはその家を何十件も覚えられるところです。Aさん、Bさん、Cさんちと複数箇所をターゲットにしています。
それ以外にもカラスの習性として「貯食性」があります。カラスは一度にたくさん食べずに蓄えておく「貯食」という習性を持っています。
「この餌は後で食べるために置いておこう」と近くの庭などに置かれてしまうと、そこから害虫や他の猫も集まりますので害が増える一方です。
対策としてはカラスに「この家はおいしいものがないよ!」と覚えさせることが一番の近道です。
猫は嗅覚が優れている

猫はカラスと違って記憶力も学習能力も優れてはいませんが、犬と同様嗅覚が優れています。猫は臭いのするゴミに惹かれるのです。
猫にゴミを荒らされる点で、もう一つ怖いところが「我が家が縄張り化」されてしまうことです。
「美味しいゴミがある」とわかった野良猫たちがそのゴミ付近に集まって、ご自宅が野良猫ハウスと化してまうのです。
そうなると大変です。猫の糞尿や、繁殖、夜中の猫の鳴き声などゴミ以外での恐ろしい害が待っています。
そんなことにならないように臭いがゴミから漏れ無いように対策する必要がありますので、注意しましょう。
まとめ
- ゴミネットは100均で手作りネットやワイヤーラックで即席ボックスを作って簡単に対策ができる
- ゴミをカラスや猫から守るためにはネットに隙間を作らない、生ゴミを減らす、ゴミの日を守るなどちょっとした工夫をするだけで守れる
- カラスと猫はそれぞれ習性があり、その能力を生かしてゴミを求めている
いかがでしたでしょうか。
私たちの生活で日々出てくるゴミ。そのゴミを求めてやってくるカラスたちから少しでもゴミ守りたいと思いませんでしたか。
ゴミを守るためにちょっとした工夫で価格も安く、簡単にカラスや猫対策ができます。もう悲惨な状態に出会うこともありません。
ゴミネットを100均でまずは作って対策してみようと思ったあなた、ぜひ試してみてくださいね。
コメントを残す