特に何もない休日、あなたはどうやって過ごしていますか?
DVDや配信サービスで映画やドラマを楽しむ、という方はけっこう多いのではないでしょうか?
でもDVDならまだしも、配信サービスだと面白そうと思っても、どんな内容なのか分からなかったりしますよね。
あらすじは一応読んでみたものの、見始めてからガッカリしたり、子供に良くない表現やシーンがあったり…。
こういう時、何も考えずにストーリーや映像を楽しめる映画って無いかな?
今回こちらで紹介するのは、そんな時にピッタリの作品、「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」です!
原作はスターウォーズのモデルにもなったと聞けば、あの世界観か~とちょっと想像がつくかも。
見始める前に、ストーリーや見どころをチェックしてみましょう!
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目次
映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」はスペースオペラ作品

映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」は、日本では2018年に公開されたSFアクション作品です。
日本で公開されたのは2018年の3月なので、すでにDVDやブルーレイ、配信サービスでの視聴が可能。
「レオン」や「フィフス・エレメント」の監督であるリュック・ベッソンが監督・制作・脚本を務めています。
フランスの漫画「ヴァレリアンとローレリーヌ」が原作になっていて、リュック・ベッソン監督もファンだったそうです。
舞台となるのは、西暦2740年、アルファ宇宙ステーション。
ここには多種多彩な宇宙人が暮らしていて、千の惑星の都市と呼ばれています。
主役は腕利きのエージェントであるヴァレリアンと相棒のローレリーヌ。
アルファ宇宙ステーションが放射能に汚染されていることが判明し、ミッションを託された2人は全種族を救うために奔走します。
けれどその裏にはある陰謀が隠されていて…?というストーリー。
映像は予告編を見ただけでも心躍るほど豪華で鮮やか。多種族の宇宙人も見ていて楽しいです。
映画の冒頭に流れる曲、デビッド・ボウイのSpace Oddityもストーリーの始まりにピッタリ。
ヴァレリアンとローレリーヌの掛け合いも見どころです。
腕利きだけど軟派なところがあるヴァレリアンに塩対応のローレリーヌだけれど、固い絆で結ばれています。
個人的には、タイトルを見て「千の惑星なんてどういうこと?」と思ったのですが、そういうことかと納得。
結果的には惑星を守ることにつながるとも言えますが、ちょっとタイトルが大げさかも?
映画ヴァレリアンの評価はどう?

実は、この映画が公開された時の評価は「大コケした」という見方が多いんです。
その理由は、ヒット作品かどうかの基準が関係してきます。
その映画の興行収入から製作費を引いた金額がヒットしたかどうかの基準になるんです。
簡単に言えば黒字になったか、赤字になったかという判断ですね。
映画ヴァレリアンの製作費は100億円越え!やっぱり海外の映画は桁が違います。
確かにあれだけの映像技術。フランスでは人気の漫画で監督もファンであるだけに、こだわって制作されたんでしょう。
世界で公開されたので興行収入も製作費分は超えたようですが、それでも1.2倍くらいだったそうです。
あとは、予想や期待を上回ったかどうか、ということも基準の一つ。
レビューを見てみると、「ストーリーが浅い」「編集の仕方が良くない」という感想が多く見られました。
でも逆に、「映像が斬新で見ごたえある」「リュック・ベッソンらしいスペースファンタジー」など魅力も十分あるようです。
「あまり深く考えずに見られる」という評価もあるので、ちょっとストレス溜まっているときにも楽しめるかも。
映画ヴァレリアンのキャストについて

予告編を見て、俳優・女優さんの名前がすぐ分かるのはかなりの映画通と言えますよ。
ちなみに私は主役の二人が最初誰だか分かりませんでした…。
でも調べてみると「ああ、見たことあったわ!」と思い出せました。
やっぱり役者さんってすごいですね~。(こうして自分の記憶力の鈍さをごまかす。)
主人公の設定はティーンエイジャー
原作漫画の主人公、ヴァレリアンとローレリーヌは十代という設定もあり、見た目にスマートな2人が選ばれました。
ヴァレリアン役はデイン・デハーンが務めています。
2014年の「アメイジング・スパイダーマン2」で主人公の親友、ハリー・オズボーン役に抜擢。
2015年には「ディーン 君がいた瞬間」ではジェームズ・ディーン役も演じています。
プラダのモデルも務めたこともある美青年なんですよ。
若い時はレオナルド・ディカプリオに激似だと騒がれたこともあったようです。確かに写真を見るとかなり似ていました。
実年齢は30代だそうですが、少年のような雰囲気もあることから配役が決まったのでしょうね。
相棒のローレリーヌにはカーラ・デルヴィーニュ。こちらはパリコレ常連のファッションモデル!
なのでファッションアイコンとしても有名です。
女優としても、2012年の「アンナ・カレーニナ」でデビュー以来、継続的に活動、出演。
2016年の「スーサイド・スクワット」では魔女のエンチャントレスが記憶に残っています。
ローレリーヌ役にピッタリのクールビューティ。
他の出演者も豪華!

映画を見て驚いたのが、歌手のリアーナも出演していたこと!
女優活動も2012年から始めていて、2018年には「オーシャンズ8」での出演も果たしています。
監督は「無理だからみんなに諦めろと言われたけど、聞いてみるのはタダだから」とダメもとで連絡を取ったそうです。
映画のヴァレリアンでは踊り子のバブルを演じています。
主人公のヴァレリアンを魅了するダンスシーンは映画の見どころの一つ!
様々な衣装に七変化するアクロバティックなダンスに、見ている私たちも魅了されてしまいますよ。
他にもアカデミー賞にノミネートされたクライヴ・オーウェン、イーサン・ホーク。
ミュージシャンとしても名高いハービー・ハンコックなど渋いバイブレーヤーが映画を彩っています。
超ユニークなエイリアンたちにも注目
映画の中には冒頭から様々なエイリアンの種族が登場します。
実在はしませんが、こちらも出演者としてご紹介しちゃおうと思います。
まず、物語の重要なカギになるのはパール人。平和主義の種族で原始的な生活を送っています。
特徴は、スラリとした幻想的な外見とパール(真珠)のように光輝く肌。
パール人が住んでいた星のシーンがあるのですが、まさに夢のような美しさ!
また、主役の2人を追う宇宙海賊、アイゴン・サイラス。
見た目はスターウォーズに出てくるジャバ・ザ・ハットに似ていると言ったら分かる方もいるはず。
ゴールデングローブ賞を受賞したジョン・グッドマンが声を担当しています。
また、惑星キリアンのシーンでは、観光や買い物を楽しむ多数のエイリアンが活き活きと描かれていて見ごたえあり。
こういったシーンの設定やデザインは、漫画の原作者も一緒に参加して作り込んでいったそうです。
「ヴァレリアン」が映画化されたのも、現在の視覚効果技術が高くなったことで実現したもの。
鑑賞するときはなるべく大画面で見るのがオススメです!
映画ヴァレリアンの吹き替え版も面白い!

映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」の吹き替え版もかなり面白いと思ったので、オススメさせていただきます!
映画を見たときには気づかなかったのですが、「この人が声やってたんだ~」という意外なキャストもいました。
役名 | 吹き替え版 |
ヴァレリアン少佐 | 日野 聡 |
ローレリーヌ軍曹 | 沢城 みゆき |
アルン・フィリット司令官 | 大塚 明夫 |
バブル | ゆりやんレトリィバア |
客引きジョリー | 咲野 俊介 |
国防大臣 | 富田 耕生 |
ネザ軍曹 | 石川 界人 |
オクト・バー将軍 | 関 俊彦 |
世界連邦大統領 | 佐々木 勝彦 |
ドーガン・ダギーズ | THE ALFEE |
あえて役名と吹き替え版の出演者のみ表示していますのであしからず。
主役のコンビ2人の声は声優としてキャリアのある日野聡さんと沢城みゆきさんが担当。
日野聡さんは最近だと「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎の熱くまっすぐな人柄を演じています。
沢城みゆきさんは、ニュース番組やバラエティでもナレーションを務めているので、知らないうちに耳にしているかも。
「ルパン3世」の新シリーズにおいては、峰不二子を魅力たっぷりに演じていますよ。あの「ルパ~ン♪」というやつですね。
他にも俳優の吹き替えを多く務める大塚明夫さん、声優レジェンドの富田耕生さん、俳優の佐々木勝彦さんなどベテランぞろいです。
意外な吹き替え出演者も
出演者の一覧を見たときに「ん?」と思った方もいるんじゃないでしょうか。
なんとゆりやんレトリィバアがバブル役。つまりリアーナに声をあてているのです。
初挑戦のアフレコ現場では、演技指導を受けながらアドリブで関西弁が出るなど、笑いが溢れたスタジオだったそうです。
さらに注目したいのは、こちらもアフレコ初挑戦、アルフィーが参加しているんです。
しかも3人全員で。これってかなり貴重じゃないかと思いましたよ。
役どころは3人組のエイリアン、ドーガン・ダギーズ。お金にがめつい情報屋です。
吹き替えの声を聴いていると、3人のはずなのに声が似ていたので驚きました。
アルフィーの方々自身もそう感じていたそうで、「不思議なもんだなあ」と思ったそうです。
ちなみにオリジナル版では、1人の俳優さんがドーガン・ダギーズ全員分の声を演じていたんですって。
アルフィーは私が小学生くらいのころから歌番組などで見ていました。バラエティでもトークが軽妙で面白かったです。
長年活動してきたグループの雰囲気が声にも表れているのでしょうね。
気になった方はトライアル期間中に
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まとめ

- 映画「ヴァレリアン」は、フランスの漫画が原作になっていて、リュック・ベッソンが監督・制作・脚本を務めている。
- ストーリーの舞台は千の惑星の都市、アルファ宇宙ステーション。主人公の2人が全種族を救うために奔走する!
- 映画「ヴァレリアン」は大ヒットとはいかなかったものの、見た人の評価は映画の切り口によって様々。
- 主人公のヴァレリアンとローレリーヌはデイン・デハーンとカーラ・デルヴィーニュが演じている。
- その他の出演陣も豪華。映像技術を駆使したエイリアンたちも見どころの一つ。
- 吹き替え版も意外なキャストがいたりして楽しめる!
リュック・ベッソン監督には「ヴァレリアンとローレリーヌ」シリーズを映画化したいという思いが以前からあったそうです。
でも人間よりもエイリアンばかりが出てくる話なんて、映像化は無理だとも諦めていたそう。
近年になってそれが可能になり、極彩色のスペースオペラが生まれました。
ストーリーと出演者に関しては厳しい意見があるものの、十分楽しめる内容なんじゃないかと思います。
面白いかどうか、感動するかどうかはその人によっても違いますから、家族や友達と感想を言い合うのも楽しいかも!
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