どぶろく祭りは世界遺産である白川郷で行われるお祭りで毎年10月14日~19日まで各神社で開催されます。
このお祭りの見どころは何といってもお祭りの名前にもなっている「どぶろく」を飲めることです。
神酒として扱われるどぶろくを飲み放題ということでたくさんの地元民と観光客で盛り上がります。
どぶろく祭りは五穀豊穣・家内安全・平和を山の神様に祈願するお祭りで歴史は古く1300年の歴史があります。
また白川郷も世界遺産になったことから知名度があがり見どころがたくさんあります。
どぶろく祭りに行ったなら、白川郷もたっぷり満喫しちゃいましょう!!
ちょうど去年の冬に母が白川郷に旅行に行っていて、いい思い出を残していました。
どうやったらどぶろく飲み放題になるのか、お祭りの見どころはどこなのか、知らないことがあるとせっかく行っても楽しめませんよね。
どぶろく祭りの会場までのアクセスや駐車場、お祭りの日程や白川郷の見どころをチェックしていきましょう。
どぶろく祭り会場へのアクセス
どぶろく祭りの開催地である岐阜県白川村へは、バスか車でのアクセスが便利です。
どぶろく祭りにバスで行く
人気の観光地なだけあり、各方面から観光バスや高速バスが出ています。
所要時間はかかりますが、移り行く窓の景色を見ながらのんびりとバスの旅を楽しめますね。
名古屋から 所要時間2時間40分 |
高速バス 片道4000円 (往復大人7200円 子ども3600円) |
高山駅から 所要時間約50分 | 高山濃飛バスセンター4番乗り場から白川郷線 片道2600円 往復4600円 |
高岡駅から 所要時間2時間10分 | 世界遺産バス 高岡駅前7番乗り場 片道1800円 |
高岡駅・白川郷間フリー切符料金 大人3500円 子ども1750円(2日間有効) | |
金沢駅から 所要時間1時間15分 |
金沢駅東口2番乗り場から 片道2000円 往復3600円 ※要予約 |
富山駅から 所要時間1時間25分 | 富山駅バスターミナル1番乗り場から 片道1730円 往復3120円 |
どぶろく祭りに車で行く
車でも白川郷ICからは分かりやすいので、迷うことはなさそうです。
東海北陸自動車道が全線開通したことにより、より訪れやすい場所になっています。
東京方面から(約5時間20分) | 中央自動車道・岡谷JCTで長野自動車道へ→松本ICで降り国道158号方面へ→中部縦貫道→東海北陸自動車道に入り白川郷ICで降り国道156号を進み到着 |
大阪方面から(約4時間5分) | 名神高速道路・一宮JCTで東海北陸自動車道へ→白川郷ICで降り国道156号を進み到着 |
名古屋方面から(約2時間30分) | 東名高速道路・小牧JCTで名神高速道路へ→一宮JCTで東海北陸自動車道へ→白川郷ICで降り国道156号を進み到着 |
北陸方面(約1時間) |
北陸自動車道・小矢部JCTで東海北陸自動車道へ→白川郷ICで降り国道156号を進み到着 |
高山市方面から(約40分) | 高山ICから東海北陸自動車道に乗り白川郷ICで降り国道156号を進み到着 |
どぶろく祭り開催中は高速道路もかなり渋滞しますので、時間に余裕をもってから行くようにしましょう。
我が家は家族そろって、遠出する時いつも家を出るのがぎりぎりになって慌てて忘れ物をしてしまいイライラしています。
行きの車内、想像するだけで嫌な空気でしょ。笑
家を出たい時間をかなり早めに設定して準備するようにしたら、若干(それでも若干)早く出られるようになりました。
どぶろく祭り会場の駐車場
白川村の世界遺産区域は今でも住人が生活をしています。なので、マイカーでの入場は規制されています。
車で行く方は、せせらぎ公園駐車場を利用しましょう。
せせらぎ公園駐車場(ピン青)
料金:1000円
普通車188台収容可
営業時間:8時~17時
吊り橋のであい橋を渡ると、そこはもう世界遺産地域です。
せせらぎ公園駐車場が満車になった時のみ、案内される臨時駐車場が2つあります。
みだしま公園臨時駐車場(ピンオレンジ)
料金:500円
普通車120台収容可
営業時間:17時まで
寺尾臨臨時駐車場(ピン緑)
料金:500円
普通車600台収容可
営業時間:17時まで
臨時駐車場も含めかなりの台数が停められますので、こちらを利用しましょう。
車両進入禁止エリアは、9時~16時の間は車での進入が禁止されています。
世界遺産の美しい景色を守るためにも、ルールを守りましょう。
また、宿泊者は例外ですが、集落の見学も8時~17時と決まっています。
駐車場料金の一部は、白川郷の保全のために活用されます。
どぶろく祭りの開催地
白川村の中の神社3つを移動しながら、お祭りは開催されます。それぞれの神社を紹介します。
白川八幡宮(10月14日、15日) ☆オレンジ |
合掌造りの集落の中にある唯一の神社です。708年頃に建設されたのではないかと言われています。 ゲームの「ひぐらしのなく頃に」に登場する古手神社のモデルになったと言われています。 そのため境内の絵馬にはゲームに関連するイラストが書かれているものも多いです。
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鳩谷八幡神社(10月16日、17日) ☆青 |
境内にある湧水はこの地域では神水として大切にされています。 かつてこの地には「じゃこうの大杉」と呼ばれる杉がありました。 その杉を伐採したら、そこから水が大量に湧き出したそうです。 それ以来「じゃこう杉の湧水」と呼ばれています。 じゃこうとは香料、生薬の一種です。ムスクとも言います。ムスクの方が聞き馴染みがありますね。 この神社で振る舞われるどぶろくは、このじゃこう杉の湧水で作られています。 |
飯島八幡神社(10月18日、19日) ☆緑 |
道の駅白川郷の目の前にある神社です。 こちらの神社もゲーム「ひぐらしのなく頃に」に登場する舞台に似ていることから、ファンの間で聖地巡礼で話題になっています。 |
どぶろく祭りの流れ
お祭り自体は朝から開催されています。
どぶろく祭りの日程:村廻り
神社での祭典が終わると、9時から行われる御神幸行列が村内を巡回します。その際に用いられるのが、赤・青・緑・白・黒の旗をつけたのぼりです。
https://www.instagram.com/p/B3n3pYxJ5ZE/?utm_source=ig_web_copy_link
引用:インスタグラム
この鮮やかな5色ののぼりを風になびかせながら、笛や太鼓の音とともに合掌造りの村内を練り歩きます。
獅子舞や神輿も行列に並んで巡行します。
背景には合掌造りの並ぶ日本ならではののどかな風景、そしてそれに映える鮮やかな彩の行列。絵になる行列ですね。
どぶろく祭りの日程:どぶろくの振る舞い
村内の巡行が終わる15時頃になると、神社でどぶろくの儀が行われます。その年のどぶろくを神社に奉納するのですね。
このどぶろくの儀が終わる15時30分頃から、いよいよどぶろくを飲むことができます。
引用:インスタグラム
大きな酒樽から「きったて」と呼ばれる容器に移し、割烹着を着た地元の女性たちが一斉にどぶろくを注いでいきます。
会場はどぶろくの香りでいっぱいになり、お祭りの盛り上がりも最高潮‼地元の人も観光客も一緒になってこの瞬間を楽しみます。
お祭り会場には屋台も出ているので、どぶろくの振る舞いまでにお気に入りのつまみを買っておきましょう。
この光景、想像するだけで楽しい雰囲気が伝わりますよね。大勢で飲むお酒ってなんであんなにおいしいのでしょうか。
このどぶろくの振る舞いは神社境内の中だけで行われます。これだけでどぶろくが神聖なお酒ということが分かりますね。
またどぶろくを飲むには、参拝記念の盃が必要になります。盃は境内の志納所で扱っていますので、そこで購入しましょう。1つ400円で購入できます。
https://www.instagram.com/p/B3mob7vgfjb/?utm_source=ig_web_copy_link
引用:インスタグラム
盃につかれたどぶろくを他の容器に移し替え持ち帰るなどの行為は禁止されています。
神聖な場所で神聖なお酒を飲むのですから、ルールを守って楽しい時間を過ごしましょう。
どぶろく祭りの日程:獅子舞奉納
お祭りに付き物の獅子舞ですが、どぶろく祭りでの獅子舞は少し変わっています。
ここの獅子舞は足が8本あります。なので「ムカデ獅子」と呼ばれているのです。
そのムカデ獅子と獅子取りと呼ばれる少年が戦う獅子舞の演目が19時頃からあるのですが、その躍動感が人気を集めています。
少年は剣や長刀を持ち、荒れるムカデ獅子を退治しようと戦います。
獅子舞の躍動感と獅子取りの少年の勇猛果敢な姿、お酒の席を盛り上げます。
この獅子舞奉納は県の重要無形民俗文化財に指定されています。
どぶろく祭りの日程:民謡の奉納
白川地区には古くから伝わる民謡芸能があります。
子大事から転じて「こだいじん」とよばれる民謡や、白川郷の民謡「白川おけさ」などこの地域で根付いた民謡・郷土芸能が20時頃から披露されます。
歌は各神社同じですが踊りや衣装がそれぞれ違うので、見どころはそれぞれあります。違った発見をしてみてください。
民謡はどぶろく祭りの夜更けまで行われ、お祭りの終わりまで盛り上がりを見せます。
どぶろく祭りは1日いても飽きることなくイベントが目白押しですね。
どぶろく祭りで飲まれるどぶろくとは
ここまでどぶろく祭りの詳細について書いてきましたが、そもそもどぶろくとはどのようなお酒なのか、ご存知ですか?
恥ずかしながら、わたしは聞いたこともなく、全く知りませんでした。お酒大好きなのに…
どぶろくとは、昔から伝わる方法で雪の残る1月に各神社で仕込まれます。
米、米麹、水を発酵させ、もろみを濾さずに作ります。最後に濾す工程で作られる物が清酒です。
ちなみに、もろみを圧搾したら、酒粕になります。酒粕の入ったお味噌汁、昔冬になると祖母の家でよく食べていたのを思い出します。
どぶろくの歴史は古く、日本で稲作が始まった頃からあったのではないかと言われています。
どぶろくも原料はお米ですので、自分の田んぼで収穫されたお米でどぶろくを作っていました。
栄養補給や滋養強のために飲まれていた、家庭的で一般的なお酒だったのです。
その後、明治時代に法律で自宅でお酒を製造することが禁止されてからは、あまり出回らなくなりました。
ちなみに今でも勝手に自分でお酒を製造したら捕まります。
韓国のお酒、マッコリともよく似ていますがマッコリは米以外ににサツマイモやジャガイモ、とうもろこしなどの穀物も使用しています。
どぶろくの味は、初め酸味を感じます。初めて飲んだ人はすっぱいと感じるかもしれませんね。
しかし慣れていくと、お米本来の甘みとどろどろとした舌触りがくせになり、どんどんと飲めてしまいます。
飲みやすいので飲みすぎてしまいますが、実はアルコールは15度~20度くらい。
気が付いたらベロベロに酔いつぶれていた、なんてことにならないように気を付けましょう。
盃が空いたら、どんどんと注いでくれます。まるでわんこそば。無理強いはしないので安心してください。
どぶろく祭り会場の白川郷
白川郷はどぶろく祭りだけではない見どころがたくさんあります。
いつ行っても楽しい観光地として人気の白川郷。お祭り期間以外でも楽しめる白川郷を紹介します。
ちなみにですが、白川郷の観光ふるさと大使は俳優の高橋克典さんということで、これもまた人気の理由ですね。
どぶろく祭り以外の見どころ:合掌造り
白川郷の合掌造りは1995年に世界遺産にも登録され、日本国内外からの観光客で盛り上がりを見せています。
合掌造りとは日本古来の建築様式で、木の梁を山形に組み立てられたものを言います。
その外観がまるで掌を合わせたように見えることから合掌造りと言われています。
合掌造りの家は各地に存在するのですが、中でも白川郷の合掌造りは切妻合掌造りという洋式で作られています。
白川郷にはこの合掌造りの家が大小合わせておよそ100棟あります。
この急こう配な屋根は、豪雪地帯のこの地域だからこその特徴です。重みのある雪が屋根に積もっても下に落ちるようにと考えられた設計なのです。
合掌造りの家の屋根裏は作業場として広く設計されています。
幕末から昭和初期頃まで、この地域では養蚕を営んでいました。蚕の養殖をこの屋根裏でしていたのですね。
合掌造りの最大の特徴は茅葺の屋根ではないでしょうか。
この茅葺の屋根、昔は耐久年数は50年から80年と言われていました。今は環境の変化などによって約30年サイクルで茅葺の張り替えをおこなっています。
合掌造りは南北に面して作られている為、夏は涼しく冬は暖かくという、快適な生活が送れるようになっています。
それにしても茅葺の屋根が80年ももつなんて驚きですよね。
そして昔から快適に過ごせるように設計されていた建築様式があるなんて、日本人の技術のすごさが分かりますね。
この茅葺の屋根、火には弱く一度火が付いたら取り返しのつかない事態になってしまいます。
万が一の火災に備えて年に1度、住民と消防団で消火訓練を行います。その光景も美しく多くの観光客を魅了しています。
集落内には水の向きを自由に変えられる消火用の水栓が59基あります。そこから放水されるのですが、約高さ30メートルの放射線を描きます。
紅葉の季節に行われるのですが、きれいに色づいた紅葉と輝く水のアーチが見事に融合しています。
引用:インスタグラム
他にも合掌造りの幻想的な景色を楽しめるイベントも開催されています。
https://www.instagram.com/p/BuDkscGlhoi/?utm_source=ig_web_copy_link
引用:インスタグラム
毎年1月2月の冬に時期に、ライトアップが行われます。あたり一面の雪景色と、合掌造りの家を照らす暖かい光がなんとも幻想的です。
このイベントに参加するには、予約が必要です。
残念ながら2020年のライトアップの予約はもう埋まってしまったのですが、毎年開催されていますので行って見たい方はホームページで確認してみましょう。
どぶろく祭り以外の見どころ:合掌造り民家園
野外博物館合掌造り民家園は岐阜県重要文化財に指定されている建造物9棟を含む全25棟の古民家が展示されています。
施設内ではわら細工やそば打ち体験などの体験学習も行っています。要予約です。
また白川郷のライトアップの予約が取れなくて嘆いているあなた‼ここでもライトアップを見ることができますよ‼
https://www.instagram.com/p/Bp9cNS_FlUF/?utm_source=ig_web_copy_link
引用:インスタグラム
開催期間
9月14日~9月16日
9月21日~9月23日
11月1日~11月4日(紅葉ライトアップ)
時間:18時~21時(最終入園20時40分)
入園料:大人300円 小中高生200円
雪景色と一緒には見られませんが、紅葉とライトアップも美しいです。
野外博物館 合掌造り民家園
所在地:〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町2499
問合せ:05769-6-1231
入園時間:3月~11月 8時40分~17時
12月~2月 9時~16時
入園料:大人600円 小中高生500円
どぶろく祭り以外の見どころ:天守閣展望台
白川郷のレストランである天守閣の展望台です。
展望台からは世界遺産の集落を一望することができ、その見晴らしは最高です。白山連峰も見ることができます。

引用:インスタグラム
この高台から四季の移ろいを見ることができ、合掌造りの家々が季節によって景色が変わっていくのを実感できますね。
雪景色と合掌造りがなんとも美しいですね。
集落からは少し離れていて、バスターミナルから徒歩で20分くらいです。歩けない距離ではないですが、シャトルバスも出ています。
国重文和田家スイレン池前より20分置きに9時~15時40分の間で運行しています。料金は片道200円です。
そしてここはレストラン。世界遺産の区域で食事ができるなんて思ってもみなかったですよね。私も驚きました。
メニューは白川郷名物の硬い豆腐を使った料理や地元で採れた山菜の料理など、日本の昔ながらの味を楽しむことができます。
田舎のおじいちゃんちに遊びに行った時に出てくる料理を思い出します。
お子様ランチみたいなものを楽しみにして行ったのに、味気なくてつまらないと子どもながらに思っていました。
しかし、今ではそんな素朴な味の良さが分かり、堪能できるような大人になりました。笑
お昼時にはかなり混むので、予約をてから行きましょう。
どぶろく祭り以外の見どころ:和田家
和田さん?誰それ?と思いましたよね。
築300年の合掌造りで国の重要文化財に指定されている、和田家です。
村内の合掌造りの家の中で最も大きく保存状態もいいもので、1階と2階の一部は展示スペースとして開放されています。
実はここ、展示スペース以外は現在も和田さんが生活をしています。
1階入口には囲炉裏があり、暖かな雰囲気で入ることができます。
そして驚きなのは部屋の数です。なんと1階には8部屋もあるのです‼羨ましいですね。そんな広い家住んでみたいです。
昔の家はふすまで仕切ることができたので、全部開けると解放感抜群です。縁側もあり、日本の心をゆっくりと堪能することができますね。
2階にはかつて蚕の養殖を行っていた場所が展示されています。
国重文 和田家
展示時間:9時~17時
料金:大人300円 子ども150円
休み:不定休
どぶろく祭り以外の見どころ:住民の心
白川郷がなぜ世界遺産に登録されたと思いますか?歴史的建造物だから?景色が美しいから?
もちろんそれらもありますが、登録されたのには住民の団結力「結の心(ゆいのこころ)」があったからではないでしょうか。
昔からこの地域は山に囲まれ周囲との親交があまりありませんでした。冬にもなると豪雪で生活するのも命がけなんてこともあったかもしれません。
そんな過酷な環境でも合掌造りの家が残り、生活できているのはやはり住民の支えあいがあったからです。
この地域では昔から、住民の助け合いで生活してきたのです。そして今でもそれは続き、例えば茅葺の屋根の張り替えの際は、住民総出で手伝います。
そんな結の心、悲しいことに現代ではなかなか難しい時代になってしまいましたよね。
私自身も、引っ越しの際お隣さんに挨拶は行ったけれど、お互いよく知らないまま1年が経ちました。
日本人が忘れかけている結の心を、白川郷で再発見できるかもしれません。
どぶろく祭り会場白川郷のお土産
白川郷でしか買えない、特産品やお土産を紹介しますね。
どぶろく祭り会場白川郷のお土産:シルク専門店
白川郷はかつて養蚕で栄えていました。その歴史を感じることのできるお店が「シルク専門店 絹」です。
店内には絹で作られた雑貨やスカーフなどが販売されています。
中でも気になるのは、シルク石鹸です。国産まゆを使用した石鹸で、泡は弾力があり洗い上がりはすべすべです。
あげても喜ばれ、自分でも使いたいですね。
シルク専門店 絹
所在地:〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町9090
問合せ:05769-6-1237
営業時間:平日 10時~16時
土日祝 9時30分~16時
店休日:水曜日
どぶろく祭り会場白川郷のお土産:めめんこ
白川郷の銘菓「どぶろくきんつば」を扱っているお店です。

どぶろくを使っているので、どぶろくの味がほのかにします。どぶろく祭りで飲んだどぶろくの味が忘れられない人におすすめですね。
他にもどぶろく羊羹や赤カブ漬けなども添加物なしで作られている安心安全なお土産も多数取り揃えています。
めめんこ
所在地:〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町290-1
問合せ:05769-6-1584
どぶろく祭り会場白川郷のお土産:今藤商店
銘酒を多く揃えたお酒屋さんです。余談ですが、あのお酒屋さんの独特のにおい、大好きです。笑
店内には所狭しとお酒が並べられており、どぶろくも購入することができます。カウンターもあり、飲み比べもすることができます。
他にも、食べ歩きができるように飛騨牛の串焼きや飛騨牛コロッケ、どぶろくをアイスにしたどぶろくソフトクリームなんかもあります。
引用:インスタグラム
どぶろくソフトクリームはアルコール度数1%未満なので、お酒を飲むことはできないけど、味わいたいという方におすすめです。
4月~11月末までの販売です。
白川郷サブレなど行った記念になるようなお菓子もありますので、ゆっくりと店内を探してみてくださいね。
今藤商店
所在地:〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町226
問合せ:05769-6-1041
営業時間:10時~17時
定休日:不定休
どぶろく祭り会場白川郷のお土産:その他のおすすめ品
この他、白川郷にはたくさんの特産品やお土産に喜ばれる物がたくさんあります。
食べ物で言えば、紫蘇もなか。こしあんの中に紫蘇を一緒に練り込んであり、合掌造りの形のもなかにたっぷりと詰めてあります。
紫蘇の葉以外にも、チョコや抹茶味もありますよ。
白川郷の定番のお土産として、50年以上も人気を誇っています。
https://www.instagram.com/p/Bc8RhWngQWF/?utm_source=ig_web_copy_link
引用:インスタグラム
通常の木綿豆腐の2倍の量の大豆を使って作られる固い豆腐、その名も「石豆腐」も白川郷を代表するお土産です。
雪に覆われる冬に保存食として地元民の生活を支えてきた石豆腐が人気のお土産品なっています。
地元の人は、薄くスライスして刺身として食べるのが一般的だそうですが、荷崩れしにくいので煮物などにも向いています。
みなさんは、木綿豆腐と絹豆腐、どちらが好きですか?私は固めの木綿豆腐派です。石豆腐は絹豆腐派の人も食べるとやみつきになる食感ですよ。
その他、かわいいお土産の定番として「さるぼぼ」もあります。さるぼぼ、聞いたことありますか?
去年、母が白川郷に行ったお土産でさるぼぼを買ってきてくれて初めて存在を知りました。
引用:インスタグラム
「ぼぼ」とは飛騨地方で赤ちゃんの意味。なのでさるぼぼとは「猿の赤ちゃん」という意味のマスコットです。
猿は「災いや災難が去る」で厄除けの御利益や、猿という文字は「えん」とも読めるので「縁」「円」などといい意味でも御利益があるとされています。
色も選べるようになっていて、色ごとで御利益が違うので自分にピッタリの物を探してみてくださいね。
ここで紹介したお土産は道の駅などでも購入することができますよ。
どぶろく祭り会場の白川郷の注意点
このエリアには人々が生活しています。プライバシーの問題もありますので、私有地には入らないようにしましょう。
上でも書きましたが、合掌造りの家は火にとても弱いので、集落内では火気厳禁です。
もちろんどぶろく祭り開催中もたばこは厳禁ですよ。宿泊施設内もたばこは禁止になっています。
世界遺産の地域を、美しく残していくためにもみんなでルールを守って楽しみましょう。
そしてこの地域はとても寒いので防寒対策はしっかりとしていきましょう。
去年母が旅行に行った際は、雪がかなり積もっていて歩くのも大変だったそうです。
どぶろく祭りで飲みすぎた体を休める
どぶろく祭りの雰囲気とどぶろくのおいしさに盛り上がり飲みすぎて二日酔い、なんてことになったら近くにおすすめの温泉地がありますよ。
白川郷から車で約15分です。
白川郷の南部に平瀬温泉があります。霊山白山のふもとから湧き出る温泉を楽しむことができます。白山は富士山・立山に並ぶ日本三大霊山です。
霊山とは神様が祀られている山で、白山は女性の神様が祀られています。水や農業の神様として親しまれています。
そんな霊山から湧き出る温泉は、環境省の国民保養温泉地として指定されています。
平瀬温泉は硫黄質の温泉で、子宝の湯として親しまれています。また美肌にも効果を期待できる温泉です。
日帰り温泉や宿泊施設もありますので、時間の許す限り贅沢な時間を過ごしてくださいね。
平瀬温泉エリアには、雄大な自然が数多く残っています。中でもぜひ行ってほしい一押しスポットは、エメラルドグリーンの湖です。
引用:インスタグラム
白山国立公園の中にある湖なのですが硫黄分を含んでいるため、美しいエメラルドグリーンになるのだそうです。
湖畔には宿泊施設もあるので、大自然を感じながら夜を過ごしてみてはいかがですか?
白山国立公園への道は冬の間封鎖され例年6月~10月のみの営業となっています。行く際は交通情報を確認するようにしましょう。
まとめ
- どぶろく祭りは神聖な場所で行われるお祭りです。
- 神聖なお酒は神聖な場所で、適量に楽しみましょう。
- どぶろくは各神社によって味が違うので、その違いも味わってみてください。
- 世界遺産を身近に触れることのできる白川郷はルール厳守です。
- 雄大な手つかずの自然に身を任せて、日々の喧騒を忘れましょう。
都会に住んでいると、日本の原風景ってなかなか見ることがないですよね。田舎に住んでいる私でさえ探してもなかなか見つけられません。
日々の忙しさや煩わしさに疲れたら、何もかも投げ出して田舎にリセットしに行く時間、必要だと思います。
白川郷でののんびりした時間や、住民の優しさ、美しい景色に肌で感じることのできる大自然。
白川郷はきっとあなたの疲れを癒し、また都会でがんばる勇気を与えてくれるはずです。
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