「DIY!?なにそれ楽しそう!」そう思って早数年。いまだになにも作り出せていないのは、ここにいる私です。頭の中にはあるのです。
好きなペンキで塗った、可愛い本棚。ウッディな雰囲気が素敵なサイドテーブル。しかしどれもこれも頭の肥やしとなっています。
DIY初心者にオススメされている棚やデスクも、引き出しのレールってどうなっているの?ネジ打ちこまなきゃいけないの?
と、本当の初心者にはわからないことが多く、少々ハードルが高いです。
そんな、「DIY」の3文字が常に頭にある私ですが、先日100均で、とある商品と出会ったのです!
この発見を機に、ついに私の(物理的にも重い)腰を上げる時が来たのです。
今回は、DIY初心者でも簡単に引き出しが作れる、100均アイテムを紹介します。
目次
DIYで引き出しを作ろう!レールなら100均のウォールバーが優秀!
この商品を発見し、これなら引き出しも作れる!と思えた神アイテムです。
インテリアウッドウォールバーとは
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引用:インスタグラム
ダイソーとセリアで販売されている「インテリアウッドウォールバー」。
商品の正式名称は、次の通りです。
- ダイソー「インテリアウッドウォールバー」
- セリア「インテリアウォールバー」
- セリア「インテリアメタルウォールバー」
こちら商品は、コの字型になっていて、本来は壁にピンで固定することで、写真などを立てかけることが出来る商品です。
では、どうやって引き出しのレールにするかというと、「コの字」の「→コ」ここの部分に引き出しを引っかけるのです!
「なんだこいつ、説明力なさすぎるだろう」と思ったそこのあなた。どうか怒らず、完成形をご覧ください。
インテリアウォールバーで引き出しをDIY!
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引用:インスタグラム
いかがですか!「え?ほんとに100均?」と少し驚かれたことでしょう。
想像していたよりも、しっかりした引き出しが出来てますよね。しかも材料はすべて100均でそろえることが出来ます。
こちらのインテリアウッドウォールバーなら、釘やネジを使う必要がなく、両面テープで貼り付けているので、難しいことは何もありません。
ただ、耐荷重などは検証されていないようなので、リモコンやティッシュボックス、コースターなどの軽いものを収納するようにしましょう。
どうしても、少し重いものを収納したい場合は、次の方法をオススメします。
インテリアメタルウォールバーで強度アップ!
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セリアのインテリアメタルウォールバーは、木材のインテリアウォールバーに比べて、両面テープの持ちが良いようです。
やはり、木材は表面がザラザラしているので粘着力も弱いです。
併せて100均で購入できる強力両面テープの「アクリルフォーム」を使うことでより強度の高い引き出しを作ることが可能になります。
もっとたくさんの収納が欲しい!ちょっと頑張って棚ごとDIYしてみよう!
どうして「モノ」って広がってしまうんでしょうね。片付けても片付けても、5分後には同じ状態です。妖精さんのいたずらかしら。
そんないたずら好きの妖精さんも、アッと驚く収納棚です!
100均の商品で作れる!大容量収納棚!
ダイソー商品組み立てるだけ!ウォールバーをレールにMDF材の大容量収納引き出しをDIY – LIMIA inc. https://t.co/KtrZCY5spQ #インテリア #一人暮らし pic.twitter.com/cvvMwyVthe
— フォロー100%メンズクールファニチュア (@menzcoolkagu) November 6, 2017
引用:Twitter
なんと、この収納棚もすべて100均で材料をそろえることが出来るのです。こんなにたっぷり収納出来たら嬉しいですよね!
この引き出しを市販のもので買おうとおもったら、安くても3000円近くはします。
収納BOX(100円×3)
木材(100円×2、200円×2)
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合計 1540円
ざっと1500円程度で作れてしまうのです。だいたい、市販の半分の値段で出来てしまいますね。
半額で収納量も変わらずアレンジも自由自在となれば、作ってみてもいいかな~と思います。
MDF木材とは?
100均 ダイソーに念願のグレーのスプレーが売っていてので、MDFボードと合わせて購入。
これで、滑走路っぽい撮影台が作れそう。 pic.twitter.com/Hkt5wwlhO5— Yacchi(ヤッチ) (@Yacchi3) October 20, 2018
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この棚の側面に使われている材料は「MDF」と呼ばれる素材で、木材と粘着剤を使ってギュッと固めて作った木材で、表面がとてもなめらかです。
また、乾燥などの影響でこの木材が沿ったりすることがないため、DIY初心者にとって、とても扱いやすい木材といえます。
ただ、湿気に弱い性質があるので、キッチン、脱衣所などの水回りにはオススメできません。子供部屋や、寝室などの収納棚に使いましょう。
そして塗装をしたいと思ったら、ペンキやスプレーを直接かけるのはやめましょう。先ほどご説明した通り、水分を吸収しやすい性質です。
塗装をするなら「サンディングシーラー」という下地を何度か塗ることで、ペンキの水分の吸収を抑えることが出来ます。
塗装が面倒ならリメイクシートで被っちゃおう
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塗装はしたいけど、なんか時間かかりそうだし大変そう。そう思ってしまうのは私だけではないはずです。
「日当たり悪いから、ペンキが乾かない」
「シンナーの匂いが気になる。集合住宅だからお隣さんに迷惑かしら」
このような心配もすることありません。塗装しなくても、100均にある「リメイクシート」でペタペタ貼ってしまえばよいのです。
木目調のデザインでも、今はやりの大理石デザインでもテープで貼れてしまうのであっという間に外見もオシャレになります。
スクエア収納ボックスとは?
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こちらは、ダイソーの人気商品です。カラーバリエーションもサイズ展開も豊富で、目的にあった収納ケースを選ぶことが出来ます。
また、ケースと別売りですが、専用のフタもセットで買うことが出来ます。
無地でカラーの主張も強くないので、お気に入りのステッカーなどを貼って自分好みのアレンジも出来ちゃいますね。
最近では、100均商品の種類がどんどん増えています。
最初に紹介したテーブルの引き出しには「ワイヤートレー」というワイヤーで出来たカゴを使っていました。
ケースひとつとっても、選択肢がいろいろあるので、インテリアや目的別に材料を選べるのがDIYのいい所ですよね。
工具は100均で買えるの?
緩み確認にダイソーのハンマーとってもベンリィ pic.twitter.com/kqnlyLjUx2
— 大沢慎@彩オートバイライフVol.3発売! (@shin_k4114) July 17, 2016
引用:Twitter
さすがにこちらの収納棚を作るには釘が必要です。釘抜きがついた機能的なハンマーもあります。DIYなら、こちらのハンマーがオススメですね。
他にも100均にはいろいろな種類のハンマーがあります。用途によって使い分けるといいです。
木工細工やレザークラフトなどの打ち具に使える「木づち」。傷を付けたくない家具や、スチール製品の組み立てに便利な「ゴムハンマー」など。
ハンマーをマスターすれば、立派な収納棚が低コストで作れますね。
レールは絶対必要?こんなアイディアもありますよ!
「そもそもレールが無いと、引き出しは作れないの?」
そんな面倒くさがりなあなたのために、見つけて来ました。
すのことカゴだけでつくる!オシャレ収納棚
こちらのDIYでは、もはやレールを使っていません。すのことカゴだけで、こんなに立派な収納棚が作れるのです。面倒な釘やネジも未使用。
つまり、釘がへんなところに刺さって木がボロボロになったり、位置が合わなくて引き出しがガタガタしたり…なんてこともないのです。
嬉しいことに、材料はすべてダイソーで揃うので、買い出しも一回で済んでしまいます。
「すのこ」といってもガーデン用品の「ガーデンフェンス」を利用しているので、杭部分をノコギリでまっすぐ切る必要があります。
ここは腕の見せ所ですね!100均で買えますし、ちょっと切りすぎちゃっても棚が低くなるだけなので、練習と思って切ってみましょう。
まだ見たい?そんな欲張りさんに100均DIYのご紹介
引き出しではありませんが、100均のアイテムで作れるオシャレな収納DIYをご紹介します。
すのこのリメイク!タイルや木製ケースがカワイイ収納棚
「かわいい~!作りたい~」私の心の声です。ブルーのタイルがとてもカワイイです。
タイルの色は、ブルー以外にも、イエロー・グリーン・レッドなどあるので、タイルの色を変えるだけでも雰囲気が変わって素敵です。
また、ダークブラウンに色を塗ったすのこも一風変わってシックでカッコいいです。
棚にしているすのこの部分を、MDF木材に変えると隙間のない収納棚も作れちゃいますね。
強度マシマシ!すのこで5段の引き出し作り
こちらはかなりレベルが上がって、初めて見る工具が登場するようなDIYです。
ただ、材料はすべて100均でそろうので、道具さえ準備できれば低コストでしっかりした収納棚が作れます。
「今の技術じゃこんな…無理…。」わかります。しかし、見ているだけで楽しいですし、いつかは作ってみたいと思います。
この強度マシマシ収納棚を目標に、徐々にDIY技術を磨いていきましょう!
どうして100均のレールがオススメなの?
ここからは、なぜ私がこんなにも100均のDIYをオススメしているのかをご説明していきます。
ボンドや両面テープで作れる
DIYを始めようと思ったときに、電動ドライバーやら違いの分からないトンカチやらを購入するところから入りますよね。
正直、その段階で、疲れてしまいませんか?違いなんてよくわからないし…。と。
買ったところでちょっとしか使わない可能性もあるし、もったいないなー、なんて思っていたらいつまでもDIYを始められないのです。
しかし100均のDIYなら、すでにご家庭にあるであろう「ボンド」や「両面テープ」で作ることが出来ます。
また、DIYに挑戦して心が折れてしまっても、ボンドや両面テープなら他にも使い道はたくさんあります。
「ちょっと挑戦してみよう」という、最初の一歩に100均のDIYはとてもオススメなのです。
長さ調節が簡単にできる
ネットショップやホームセンターに売っている「スライドレール」はほとんどがプラスチックか、アルミで出来ています。
そのため、スライドレールありきの棚を作らなければなりません。
引用:インスタグラム
「この本棚の幅に合う、小さい引き出しが作りたいんだよねぇ」
というあなたの要望に応えられるのは100均のレールだけなのです。
一番最初にご紹介した「インテリアウッドウォールバー」なら、どの長さに切ろうが自由です。
しかも、100均は収納ケースの種類も豊富です。きっとシンデレラフィットするカゴやケースに出会えるはずです。
DIYのいい点は、今あるものの有効活用が出来るところです。
使い道に困ってるタンスや、捨てるのもためらってしまう思い出の机など、アイディア次第で収納棚にもなるんです。
引き出しが壊れる心配が減る
こんな経験はありませんか?
「あれ?この引き出し、最近開けにくいなぁ。なんか引っかかる。」
私の経験上、これはレールを止めてるネジや釘が壊れています。
開け閉めを繰り返していくうちに、ひっかかりの部分が徐々に出てきて、そのうち引き出しが開かなくなってしまいます。
「あぁ。早くこの引き出しに入っているお菓子を食べたいのに…。」そう思っても、しばらくは食べられないでしょう…。
こうなってしまうと、無理やり引き出しを開けるしかありません。
でも、100均の引き出しなら釘もネジも使わないので、なにかが引っかかることもありません。
小さなお子様がいるご家庭は特に、壊れた釘やネジの破片を出したくないですよね。
ケガをしたり、釘やネジの破損から引き出し自体が壊れたりする心配がないのも、オススメできるポイントです。
壊れてもすぐに材料を調達できる
もしも既製品の引き出しが壊れてしまったら、自力で修理するのは難しいです。
既製品の引き出しレールなどは、部品単位での販売をしていません。
そのため、突然引き出しのレールが壊れてしまっても、すぐには直せないのです。
そもそもなんていう商品なのか分からなかったりして、メーカーに問い合わせたり、在庫を探したりでとても時間がかかります。
しかし、100均ならどうでしょう?なんなら予備をあらかじめ買っておくこともできますし、簡単に付け替えることもできます。
例え壊れてしまっても、修理するときにその弱点を補うこともできます。
まとめ
- DIYで引き出しを作るなら100均のインテリアウッドウォールバーがオススメ
- インテリアウッドウォールバーの強度が不安なら、インテリアメタルウォールバーで強度UP
- たくさんの収納棚が欲しいなら、棚ごとDIYしてみよう
- MDF木材なら、初心者でも簡単にあつかえる
- 塗装が面倒なら、リメイクシートでオシャレにデザイン
- 100均の収納ボックスで色もサイズも自由自在
- 100均の工具も種類豊富で目的のものが手に入る
- 100均すのこで、レール無しや強度高めの5段引き出し収納棚が作れる
- 100均レールは、簡単に長さ調整可能。ボンドや両面テープで取り付けることが出来る
- 100均レールは、ネジを使わないから壊れにくい。壊れてもすぐ交換できる
いかがでしょうか。初めの一歩になりそうなDIYを紹介させていただきました。
ドリル怖いし、場所とりそうだし・・・と、いろいろ考えてしまって、DIY自体に手を付けられていなかった私ですが
これくらい手軽に、しかも可愛くDIYが出来るなら、やってみよう!という気持ちになりました。
それにしても、本当に100均の存在はありがたいです。あのウォールバーが引き出しのレールになるなんて。
DIYのアイテムになっちゃうなんて!ほんとにアイディア次第でなんでも作れちゃいます。
「人間が想像できることは 人間が必ず実現できる」という名言もあるくらいです。
あなたにできないDIYなどないのです。あなたの中のDIY魂がウズウズしてきたら、まずは100均に行ってみましょう!
よーし、私も今すぐ100均に急ごう!
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