電車の席取り合戦はアリかナシか??その闘いを子供はみています

ホームに電車が来た時に、ふと気づくと後ろで並んでいたはずの女性が私の隣までしれっと出てきている。

あれっ、もしかしてこの人、席を取ろうとしている?

ドアが開くと、その女性は最後の人がまだ降りきらないのに、するりと入り込み、2席空いた席に一目散で飛び込んでいった。

見ると勢いあまって隣の席にまでカバンを投げ出している。

大して混んでもいないのにと思って目を離していたら、

「こっちこっち~!」と先ほどの女性が誇らしげに知人を呼ぶ声。

なんと女性は自分のみならず、知人の分も合わせて席取りをしていたのである!

このお話、あなたの中ではアリですか?ナシですか?

今日はそれを深堀りして、これから快適に電車に乗れる情報をお伝えしたいと思います。

 

 

電車の席取りがアリかナシかは子供でもわかる

目の前が空いたので座ろうとしたら、いきなり横から席を横取りされた!

なんてことがあったら、しばらくショックで動けませんよね。

電車には悪いやつを成敗してくれるヒーローも、水○黄門様もいない!

マナーが良くないとあきれ顔で見る人はいるんですがわざわざ言う人もいません。

ケースバイケースですが、例えばそのアリナシを子供が見ていたら、どう判断するのでしょうか。

子供目線で見るならば

・恥ずかしくないのか
・自分勝手じゃないのか、他の人は迷惑になっているか
・危なくないのか

クイズ番組ではありませんが、今から紹介する席取りがアリかナシか一緒に考えていきましょう。

 

混んでいる電車でダッシュ!

大学の最初の授業は今でも忘れられないものです。

授業の前、先生が駅で電車を降りようとした時、ドアが開いた瞬間に人がなだれ込んできたそうです。

それに憤慨して、授業の冒頭に『電車とエレベーターは降りる人が優先だ』と熱弁していました。

世の中の常識はどこへ行ってしまったのでしょうか?第一、危ないですよね。

席取り合戦をする人の中には「座りたい」衝動の方が勝って、そんなルールなどどこかに吹き飛んでしまうようです。

席取りあるある
  • 物を投げて席を取る
  • 押しのけて席を取る(席に横たわって確保した人も…)
  • 狭い隙間に座ろうとする
  • 自分が先だったと言い張る

普段の生活でも、座席に座りたいからと、空いている席に早々と歩いたら、向かい側から来た人目が合って気まずかった。

お互い同じことを考えていたということ、ありませんか?

一瞬でも周りを気にする余裕があればいいですが、下手すれば自分も、周囲の人も怪我をしてしまいます。

無理な割り込みや押しのけは絶対にやめて欲しいですね。

 

特急電車や長距離電車の席取り

(前略)特急の自由席での話です。
自由席に座るため、列に並んでいました。私は列の後ろの方でした。電車が到着して、4人がけのところが空いていたので座ろうとしたら、「ここ、4人とってますので」と言われました。

その人は連れ合いの方と一緒に座るため、場所取りをしたのかと思います。
「こっちあいてるぞ!」と叫んでましたので…(後略)

引用:Yahoo!知恵袋

家族やお友達同士での旅行に、みんなで乗り合わせていくのはとても楽しいですよね。

ほぼ満員の電車で何駅も「ここは、連れが来るので」と荷物を置きっぱなしにしているもあります。

また、4人かけのシートで、わざわざ通路側に座って窓際席に荷物を置くケースまで。

周りの人の迷惑をよそに席を取っているのは、長距離の移動だと見ていられないですよね。

 

自分が確保した座席を売る

2019年のニュースで「北総線 08:06 小室駅発 2両目座席」がメルカリの出品されたというものです。

1,800円で座席を3日間確保すると購入者を募り、購入画面を見せれば、自分の座っている席を交換するという内容でした。

しかし、自治体の迷惑防止条例では、公共交通機関の座席等の不当な供与行為は禁止されており、この出品は取り下げになりました。

そんなことを考える人もいるのかと、驚きでした!

要は、自由席の電車でお金儲けしようってことですよね。

しかし、ネット上の反応は、意外なことに「自分なら買っちゃうかな」という声もありました。

毎朝の満員電車で座りたいという人の中には、お金を払ってでもそれを望む人もいるのかもしれません。

引用:twitter

 

席取りを紙で?

ちょっと脱線します。私が、富山から新潟にローカル旅をした時に、始発で発車待ちをしていたら、アナウンスが流れてきました。

「この先、70名ほどご予約のお客様が乗車されますので、手荷物は網棚にお願いします。」

ローカル線もということもあり、車両は1両。私も含め乗客は3人で、これから70人も乗れるのかとドキドキしていました。

すると2、3駅過ぎたところで小学生のご一行が順番に並んでぎゅうぎゅうに入ってきました!

どうやら近くの水道局に社会科見学に行くとのことで、鉄道会社に事前に連絡を入れていたようです。

我ながらすごいタイミングに出くわしてしまいましたが、子供たちは席もお互いに譲り合って座り、マナーはすごくよかったです。

都会の大人も、ああいうマナーを見習わないといけないなと、ひしひし感じた旅でした。

とあるニュースで、花見に行く仲間たちのために「座席に紙を置いて席取りをした」ことで批判を受けた老人会がありました。

自分たちでもマナー違反を反省していましたが、集団での移動にはバスを予約するなりできたのではないかなと思ってしまいます。

楽しいイベントもこのようなことで台無しにはしたくないですよね。

 

席取りを他人のためにする人もいる

 

席取り合戦には、自分のためではなく参戦する人もいます。

例えば、電車のドアが開いて入った瞬間に、後ろからカバンが飛んできたことがありました。

びっくりして振り返ると、投げたサラリーマンはその確保できた席に、白杖の方を案内していたんです。

他にも家族が足が悪いから取ったり、杖の老人が立っているのを見かけて、連れてきてあげたというケースもあります。

優先席などで年配の方に席を譲ってる人は結構多いです。

席取りは一概には悪いことではないからケースバイケースだなと思わされます。

世の中が、こういう事で満たされればいいのにと思います。

最近、電車では困っている人に声をかけようと呼びかけたり、この後の移動もお気をつけてとアナウンスするのをよく聞きます。

聞いているだけでも、自然と気分が軽くなりますよね!

大変な電車の移動も心に余裕を持っていたいですね。

 

 

電車の席取りをしたくなる心理

見苦しい電車の席取りは、毎日いろいろな所で起きています。

特に東京など都会は、どこから人が出てくるのかというほど席に余裕のない電車が多いです。

大勢いる街中で疲れて、気持ちに余裕が無くなっていくのも、無理に席取りをしたくなる原因なのかもしれません。

では、どういう心理か働くのでしょうか?

 

席を取ったらそこは自分のナワバリ

心理学に詳しい、目白大学教授の渋谷昌三氏は『電車の中を10倍楽しむ心理学』(育鵬社)を出版しています。

その中で、「なわばり意識」がこの原因を理解するキーワードだと分析しています。

電車に入ると、どんな人でも、自分を守りたいというなわばり意識が生まれるんだそうです。

なわばり意識から起こす行動
  • イヤホンで耳をふさぐ
  • スマホを見る
  • 自分の私物を床に置く
  • 女子が化粧をする

確かに、私も電車では何気なくスマホを見ています。何かしてないと、なんとなく手持無沙汰でムズムズしてしまうんですよね。

そして、その一つに席取りも入るんだと思います。

自分のために席取りしている人は疲れたから休みたいなどが理由でしょう。

一方、友達や自分の子供のためにと走っている人は、相手を喜ばせたいというなわばり意識から席取りをするようです。

ものを投げてでも自分のなわばりを取りに行く、、、まるで狩りのようです。

マナー意識の強い人や、冷静に物を見ている人からすると、ちょっと見苦しいですよね。

気持ちよく電車に乗るためには、お互いになわばり意識は低くして、マナーを守って過ごしたいですね。

 

 

どうしても電車で座りたいときは?

今日は仕事が忙しかったから、帰りくらいは座ってのんびりしたいなあ。

朝からなんとなく調子が悪いし、できれば座りたい。

そう思う日もあるでしょう。そんな時に、席取り合戦に参加して余計に疲れる必要はありませんよ!

少しでも席に座れる可能性が高くなる方法をご紹介します。

 

混雑する場所や時間をさける

人が集まる時間や場所をさけて移動すると、気持ち穏やかに電車に乗れると思います。

例えば、通勤ラッシュをずらしたり、お昼すぎの少ない時間に出かけるなどです。

いつもと違う車両に乗るのもいいですね!

大きな駅だと、乗り換えの時に人が多く出入りすることもあります。

駅ごとに空きやすい車両が分かれば、穴場スポットを発見できたりもしますよ!

知らずに乗った時でも、一気に席が空いたとなったらラッキーですよね。

 

有料指定席を利用する

特急に乗るほどの長距離案件のときは、指定席を買ったり、在来線の有料指定席を買うのもいいでしょう。

300~500円ほどを通常運賃に上乗せすれば、コンセントやWi-Fiを備えていたりする車両が利用できるサービスです。

  着席保証サービスのある列車
JR グリーン車
小田急電鉄 ロマンスカーの回送車両を通勤時間帯にも活用
西武鉄道 S-TRAIN(S-トレイン)
京王電鉄 京王ライナー
東急電鉄 Q SEAT(Qシート)

 

これなら確実に席に座れますね!Wi-Fi環境が整っているので短い時間でも無駄なく作業ができます。

特に、朝夕の「痛勤」ラッシュ時の満員電車を避けたいサラリーマンの人気を集めています。

私も、京王ライナーを利用したことがあるんですが、充電もできるし、座席同士の幅も広くてプライバシーも確保できました!

そして、特急で停車駅が少ないので目的地まで早く着くことができ、特別感もありました。

席取りで迷惑な思いをしても、相手の行動ってなかなか変えられませんが、ここは触らぬ神にたたりなし作戦がぴったりです。

席取り合戦に巻き込まれるのを、そもそも避けてしまえばいいんです。

時々ちょっとだけ贅沢をしてみるというのもありかもしれませんね!

 

 

まとめ

  • 席取りのアリナシは子供でも判断できる。驚きの方法で席取りする人もいれば、困っている人のために席取りする人もいる。
  • 席取り合戦はどうしても席を取りたいというなわばり意識から出る。
  • 混雑を避けたり、有料サービスを利用すれば、席取り合戦する必要なく快適に電車に乗れる。

日本ほど時間ぴったりに動いている電車って世界でも少ないんだそうです。

社会が動いていくうえで、電車は欠かせないものですし、席取り合戦もおそらく無くならないでしょう。

しかし、電車の利用の仕方を変えたり、他の人を気にかける余裕を持つだけでとっても快適に過ごせます。

電車で、あ~座りたいなと思ったときに、席取り合戦でダメージを受けない方法を考えてみるのはいかがでしょうか。

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