近年、地震だけでなく、台風や豪雨など、災害が多く発生している日本。防災グッズを揃えておくことはとても大切。
しかし、何を揃えたらいいのか分からない。いざという時のものにお金をかけたくない。
だけど、準備を先延ばしにするのは怖い。そんな風にモヤモヤしていませんか?
『防災グッズ』。もし、それが災害時以外にも使える優れものなら?100均で揃うなら?とってもありがたいですよね。
実は、100均で販売されている商品には、普段も使えて、万が一の時にも役立ってくれるものがあるんです。
特に、旅行やアウトドア用品はコンパクトで丈夫なものが多く、災害時に使えるものもたくさん。
日頃から使い慣れていれば、いざという時も安心ですよね。
目次
防災グッズにも普段にも使える?100均キャンドゥのアイテム紹介

「まいにちに発見を。」でお馴染みの『100均キャンドゥ』には、お役立ちグッズが勢揃い。
普段の生活での使い方と、いざという時の使い方をまとめて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
『日常にも非常時にも使える便利アイテム』

引用:CanDo
- 【スマートフォン生活防水ケース】
JANコード:4521006189033
プールやお風呂でも使えちゃうスマホの防水ケース。レジャーやイベントでも、大活躍してくれますね。
透明でケースに入れたまま、タッチパネルや写真撮影、通話なども可能なんですって。
昨年、子供とプールに行った時に、スマホの携帯方法に迷ったのですが、その時にこのアイテムを知っておきたかったぁー!
暑い時期のフェスや、冬場のウインタースポーツ時など、大きな鞄が持てない時にも便利ですよね。
そのようなイベント時、私ならこのストラップをもう一つ首からぶら下げて、小銭入れにもしちゃうかな。
「お金が丸見えなのは嫌だなぁー」という場合は、ケースの内側に、布や紙を入れるだけで目隠しできますよ。
一層のことマジックで落書きして、アートなオリジナルケースに変身させてみるものアリですよね。
万が一の時、雨の中、避難しなければならない可能性もありますよね。
避難所でしばらく生活を送ることになっても、スマホやお金などの貴重品は、常に身につけておきたいところ。
そんな時でも、このケースは貴重品を守る強い味方になってくれます。
キャンドゥのスマホ防水ケースは、首から下げられるストラップタイプの他に、腕に取り付けられるアームバンドタイプも。
カラーもブラックとホワイトの2色展開しているものや、大きめサイズのスマホに対応しているワイドタイプもありましたよ。

引用:CanDo
- 【非常用アルミシート】
JANコード:4906327040452
「保湿」「断熱」「防風」「防水」と4つの効果が期待できる優れものシート。
もちろんシートとして敷いても使えますので、バッグに一つ入れておくと安心ですよね。
公園でちょこっとサンドイッチを食べたい時、ベンチが汚れていたり、ささくれだらけだったりした経験ってありませんか?
また、我が家には、買い物帰りに突然公園へダッシュする息子がいるのですが、その度に悩むことが。
「しまった。ベンチがない。トートバッグと買い物袋の置き場所がない。今日は公園態勢じゃないのよ…。」
という時。シートを携帯していれば、サッと敷いて、お尻も荷物も汚れずに済みますよね。
また、非常事態は真冬の凍える寒さの時にだってやってきますから、そんな時には身体を守るマントになってくれるでしょう。


引用:CanDo
- 【緊急簡易トイレ】
JANコード:4956810860104
トイレやバケツにセットして、水が出なくても使える簡易トイレ。使用後は固めてニオイもシャットアウトしてくれます。
「『○月○日〇時〜◯時断水いたしますので、その間、水を使わないでください』ってマンションのお知らせ来てたよな…。
前もってちゃんとトイレに行ったんだけど、なんだか無性に行きたいなぁ。どうしよう、どうしよう…。」
私はなぜか断水の時に限ってトイレに行きたくなります。そんな時にもこれがあれば安心。
トイレはどんな時だって我慢できませんから、災害・断水・停電時に便利な簡易トイレは必ず用意しておきたいですね。

引用:CanDo
- 【EVAパンプス】
JANコード:4521006496308
水に強く軽量で、柔らかく弾力のあるEVA素材でできているパンプスは、いろんなシーンで活躍してくれそう。
雨に強いのは勿論、例えば床に割れたガラスが飛び散って危険な時も、足元を守ってくれますね。
クロックス風のサンダルはいろんな100均でも見かけますが、この穴がないタイプは珍く、オシャレですよね。

引用:CanDo
- 【レインポンチョ】
JANコード:4986614234610
すっぽりとかぶるタイプのレインポンチョは、身動きも取りやすく、リュックを背負ったままでも使いやすそう。
突然雨が降ってきて困った。きっとあなたも経験ありますよね。
折りたたみ傘を持っていないと、どうしたものかと途方に暮れます。
かといって、傘を売っている場所が近くにないと、そこまですらたどり着けない悲惨な状況。
よりによって水に弱い革製品のバッグを持って出かけてしまった時や、大切な人へのプレゼントを買った時に限ってこれ。
「ホント勘弁してくれよぉ」と思うのですが、このレインポンチョを常に携帯しておけば、我が身も荷物も守ってくれますね。
更に、万が一避難しなくてはならないという時に雨が降っている可能性も大です。
雨は、季節も時間も災害も関係なく、容赦無く降り注いできますからね。
避難時は荷物も多くて、傘を差せるような状況ではありませんから、レインコートは必須ですよね。

引用:CanDo
- 【おむつのニオイを消す抗菌・消臭の秘密のポリ袋】
JANコード:4900420090017
使用済みのオムツはもちろんのこと、抗菌や消臭に優れた作りなので、ニオイの気になるものを包んでおきたい時に大活躍。
我が家も子供が生まれてから、この手の消臭袋には大変お世話になっていて、本当に助かるなぁとつくづく感じています。
普通の袋とはかなりニオイ具合が違うので、暑い季節の生ゴミが気になる時にも便利。
あとは、お出かけの際に出たゴミ。食べ物などがついているとニオイって気になりますよね。
もし、災害が起きて避難所で生活するとなると、それこそ抗菌や消臭対策は絶対に守りたいところ。
日頃から多めにストックしておいても、何かと使えますし、長いこと持つものなので助かりますよね。

引用:CanDo
- 【マウスウォッシュ】
JANコード:4971902070933
お次は、お口の消臭に便利なマウスウォッシュの紹介です。
「餃子大好き。焼肉大好き。アヒージョ大好き。イエーイ!」だけど、その後に人と会うことってありますよね?
お家ご飯でも、ピンポーンって宅配の人が来るかもしれないし、外食なら電車に乗って帰らなきゃならないし。
ちょっと遅めの飲み会なら、明日の仕事も気になるところだし…。
そんな時はもちろんのこと、普段の歯磨き後にも気分爽快になれるマウスウォッシュ。
避難生活時には、お口や歯から病気になるケースが多いという資料もありました。
お口の中を清潔にしておくことは、エチケットだけでなく、健康面でも非常に大切なことですね。

引用:CanDo
- 【アイマスク&耳栓】
JANコード:4521006044127
「眠たい時に寝れない」ってすごくストレスで辛いですよね。旦那のイビキが凄い我が家。
その度に私の目が覚めるし、息子も起き出して「パパ!!がぁーがぁー言わないで!!」って怒っています。
そんな時でも、耳栓があればストレスが緩和されて、気にせず眠れます。耳栓万歳。
そして、眠りにつく上で、明るさというのも非常に重要ですよね。
どの程度の明るさが心地良いのかというのは、各家庭や個人個人によって様々だと思います。
例えば、私や息子は真っ暗にすると怖いんです。だけど明るすぎると眠れない。だから豆球くらいの明るさが丁度いいのです。
もし避難生活するとなると、照明の明るさは決まっていますよね。音が気になって寝付けないことも多々あるでしょう。
(どんな状況でもどんな明るさでも眠れる旦那は、悔しいほど羨ましいです。)
しかし、実家へ帰省したり、旅行へ出かけたりしていつもと環境が違うだけで全然眠れなくて翌日げっそりする私。
そんな私にとって、アイマスクや耳栓は快適に眠るための強い味方です。

引用:CanDo
- 【ノンアルコールウェットティッシュ】
JANコード:4906327040377
何かと便利なウェットティッシュ。今までも、コンビニやファーストフード店などで、何気なく貰っては使っていました。
しかし、子供が生まれてから、更にウェットティッシュの有り難さに気付いたのであります。
お手拭きやお尻拭きシートがここまで便利なものだとは、正直思ってもいませんでした。
子供のオムツ替え時にはもちろんのこと、食事の合間や食べ終わった後にも欠かせません。
手や口の周り、テーブルの上から床まで、それはそれは凄いカオス状態になるのです。
そして、公園で泥んこになった時や、外出先ですぐに手が洗えない時。
眠たさMAXや体調が悪くて、お風呂に入る前に寝落ちしてしまった時にも、ウェットティッシュは大活躍です。
ただし、そんな万能のウェットティッシュにも弱点があります。やはり時間が経てばウェットじゃなくなってしまうこと。
しかし、こちらの商品は、最初から蓋がついているので安心ですよね。
ウェットティッシュやお尻拭きシートに装着できる「蓋だけ」というのも、もちろん販売されていますよ。
しかし、そのような商品は両面テープでくっつけているだけなので、数回使うとダメになります。(経験談)
ですので、使用頻度が少ない場合は、最初から蓋付きのものの方が使いやすいかもしれませんね。
また、アルコールフリーですので、肌が弱い方や、お子様にも使いやすいメリットがありますよね。

引用:CanDo
- 【ダイヤルロック】
JANコード:4573150331295
お出かけ先や旅行先などで、自分の荷物や自転車などが心配になった経験はありませんか?
バッグのように常に携帯は出来ず、少し目を離さなくてはいけない時。そんな時にあると安心なワイヤータイプのロック。
もしも避難生活を送ることになると、それこそプライバシーを守ることや、防犯対策は必須ですよね。
悲しいことに、非常事態の時こそ悪い奴らは狙ってくるのです。そんな奴らに大切な荷物を取られてしまっては大変。
ただでさえ大変な時に、必要以上の悲しみに襲われないよう、しっかりと防犯対策をしておきましょう。
『家の中でいざという時に守ってくれるアイテム』

引用:CanDo
- 【家具転倒防止パッド】
JANコード:4986614214803
避難時や避難生活の為の準備も大切ですが、万が一の時に、家の中での被害を最小限に抑えることも大切ですね。
私は子供の頃に、阪神淡路大震災を経験して、本棚の本が全部飛び出したり、食器棚の食器がことごとく割れた経験があります。
それからというもの、家具の転倒や、高いところに置くものに関してはすごく気にしています。

引用:CanDo
- 【ガラス破り防止フィルム】
JANコード:4986614206075
私の住んでいる街でも、昨年、屋根が吹っ飛び、停電するという台風が直撃しました。
近くのマンションに住む友人は、バルコニーの非常用扉が壊れて、お隣さんに丸見えと嘆いていました。
また、別の知人は、なんとエアコンの室外機が窓に直撃してきて、窓ガラスが割れたそうです。
そんなことあるー?!とウソみたいな話ですが、災害の力は侮れません。
普段の防犯対策にはもちろん、台風などの災害に備えて窓ガラスにフィルムを貼っておくのは大切ですよね。
また、地震時の家具の転倒に備えて、食器棚やガラスのショーケースに貼っておくのも良いですよね。
このように、普段から使えて、避難時に役立つアイテムや、災害時に身を守ってくれるアイテムが100均にも多数あります。
キャンドゥにもたくさん揃っているので、ぜひ足を運んであなたの家庭でも使えるアイテムを探してみてくださいね。
防災グッズの基本リストは100均アイテムでほぼ揃う!

普段から使えて、非常時にも役立つものが100均でもあるってことは分かった。でも、基本的に何を揃えたらいいの?
万が一ってなかなかリアルに想像できない!という方のために。『防災グッズの基本リスト』について書きたいと思います。
もう知ってるよという方は復習を兼ねて、まだちゃんと準備できてないよという方はぜひこの機会に、見直してみてくださいね。
基本リスト
例えば私の住む街、大阪府のホームページでは、防災のページに非常用の持ち出し品リストの例が載っています。
【非常持ち出し品リスト例】
貴重品 | □現金 (公衆電話用に10円玉も) |
---|---|
飲料水・非常食 | □缶入り乾パン |
□飲料水 (500mlペットボトル) |
|
救急袋 | □毛抜き |
□消毒薬 | |
□ガーゼ(減菌) | |
□包帯 | |
□脱脂綿 | |
□ばんそうこう | |
□三角巾 | |
□マスク | |
□常備薬・持病薬など | |
情報・照明 | □携帯ラジオ |
□懐中電灯 (できれば一人に一つ) |
|
□ローソク | |
生活用品 | □ライター |
□十徳ナイフ | |
□軍手・手袋 | |
□ロープ | |
□簡易トイレ | |
□トイレットペーパー | |
□レジャーシート | |
□サバイバルブランケット | |
□タオル | |
□ウェットティッシュ | |
□ポリ袋 | |
□筆記用具 | |
□油性マジック(太) | |
□布製ガムテープ | |
□生理用品 | |
□ラップ (止血・食器覆い用) |
詳しくは大阪府のホームページをご覧ください。
お住いの地域のホームページやパンフレットの防災関連ページには、このように必要なものが記載されていると思います。
あなたもぜひ、お住いの地域の防災ページのリストを参考に、準備してみてくださいね。
①『いつもどこでも』日常的に使うバッグ
一概に災害といっても、台風などは事前に知ることができますが、地震などの予期できないものもありますよね。
それがやってくるのは、いつも家にいる時とは限りません。勤務中に。買い物の途中に。お出かけの最中に。
いつだって可能性はあるのです。そんな時、『いつも持ち歩いている鞄の中身』は非常に重要です。
あなたの鞄の中には何が入っていますか?私は少しでも荷物を減らしたいので、極力少ない持ち物で揃えていました。
しかし、地震大国日本。それに加えて、近年は台風や豪雨、猛暑などの災害も多く、いつ避難指示が出てもおかしくない状況。
子供が生まれる前は、スマホとお財布しか入っていなかった私のバッグですが(笑)
出産後は以前にも増して、万が一を考えるようになり、普段のバッグの中身もきちんと見直すようになりました。
- タオル
- エコバッグ(防水)
- ウェットティッシュ
- 除菌スプレー
- スマホ
- 財布
- 持ち運べるモバイルバッテリー
- オムツ
- 救急袋(絆創膏、カイロ、ガーゼ、常備薬、ワセリン)
上記のものを入れていますが、太字で記したものは全て100均で揃うんですよ。とても助かりますよね。
災害時だけでなく、外出時に怪我をしたり体調が悪くなったりした時など、万が一の時に役に立つアイテムも詰め込んでいます。
特にスマホのバッテリーが切れてしまうと、情報確認や連絡手段が断たれて困りますよね。
スマホと充電器のセットは、今の時代ならではの必需品だと感じています。
②『もしも』一時的な避難に備えた非常用持ち出しリュック

出先で緊急事態が起こった時は、先ほどのバッグを携帯して避難するとして、家にいたらどうでしょうか?
もう少し持ち出しておきたいものがありますよね。私も、市のホームページを参考にしながら準備しましたよ。
いわゆる『非常用持ち出しリュック』というものですね。もちろん、最初から完成されているものも販売されています。
いちいち揃えるのが手間だという方は、完成品を持っておけばとりあえずは安心を得られるかもしれません。
しかし、いざという時、初めて見るものばかりをきちんと使いこなせるかどうかは別の話ですよね。
お手頃価格の100均グッズなども上手に利用しながら、自分の手で揃えた防災リュックの方が、きっと役に立つ。
私はそう信じています。シンプルなものは、アイディア次第で何役にでもなりますからね。
地震だけでなく、台風や豪雨、建物が崩壊した場合、さらに真冬や真夏、真夜中に避難する可能性も想定して。
一時的といえども、命を守るためにできる限りのものを準備しておきたいですよね。
- ライター・チャッカマン
- マスク
- ハンカチ
- 軍手・手袋
- ロープ
- ヘアゴム
- 簡易トイレ
- ウェットティッシュ
- トイレットペーパー
- レジャーシート
- ラップ
- 消臭袋
- 油性マジック
- 布製ガムテープ
- 歯磨きシート
- 使い捨てカイロ
- トイレットペーパー
- 万能ナイフ
- レインポンチョ
- 新聞紙
- バスタオル
- コンタクト
- ホホバオイル
- 水のいらないシャンプー
- オムツ
- 生理用品
我が家の非常用持ち出しリュックには上記のものを入れています。
こちらも太字で記したものは、100均で手に入ります。というかリスト内のほとんどのものが100均で揃っちゃうんですね。
一時的に避難する場合は、『日常的に使うバッグ』と、『非常用持ち出しリュック』の2つを持ち出します。
書き出してみると、アイテムの数が多いように思いますが、かさばる物は圧縮して入れるのでスッキリおさまりますよ。
以下、いくつかのアイテムを抜粋して、具体的な使用方法などをお伝えしていきたいと思います。
▷アイテムの補足
【手袋・軍手】
防寒にもなりますし、割れ物を処理する時にも大切です。ロープを引っ張る時などの滑り止めの役割も果たしてくれますね。
【ヘアゴム】
できれば輪っか状のものよりも、長いままのものが便利だと思います。
ナイフを使って必要な長さにカットすれば、髪の毛を束ねるのはもちろん、止血をしたり、袋を縛ったり。
アイディア次第で様々な使い方ができますよね。
輪ゴムも便利なのですが、髪の毛を束ねたら大変なことになります(笑)。用途の幅や強度的にもヘアゴムの方がオススメです。
【ウェットティッシュ】
水が出ない等で手が洗えない時に大活躍。手だけでなく、口周りや顔や体など、全身に使えるものがあると安心ですね。
また、ティッシュ代わりにも使えますし、赤ちゃんのおしりふきシート代わりにもなりますね。
【ラップ】
お皿が洗えない時はラップを敷いて使えば衛生的にも安心。また、袋代わりにもなりますし、止血する時にも役立ちます。
【布製ガムテープ】
テープとして何かを止める役割はもちろん、油性マジックで書けばペタっと貼り付けられるメモに早変わり。
災害時、もしかすると、雨が降っている屋外で書き残したいメッセージがあるかも。これなら雨にも負けず、安心ですね。
また、ガムテープの芯ってすごくしっかりしているので、ペン立てや、コップホルダーのように使うこともできますよ。
【使い捨てカイロ】
寒い時に大活躍のカイロ。腹痛や頭痛、腰痛などの身体が痛い時にも、温めるだけで随分楽になりますよね。
また、過去の震災で避難生活をされていた方は、レトルトのベビーフードを温めるためにカイロを使用されていましたよ。
確かにお湯やレンジなどが使えない場合は、少しでも温められると嬉しいですよね。
【新聞紙】
おばあちゃんの知恵が役に立つ新聞紙。シート代わりに。目隠しに。箱も作れますし、包み紙にもなります。
何かと用途の多い新聞紙は、必ずリュックに入れておきたいアイテムですよね。
③『万が一』長期的な避難に備えた安心ストック

- ウォーターバッグ
- アウトドア用のお皿
- アウトドア用のコップ
- 使い捨てカトラリー
- 重曹
- クエン酸
- ミョウバン
- スプレー容器
- アロマオイル
- 食料
- 飲料
- 着替え
- エアマット
- エア枕
- カセットコンロ
こちらも『日常的に使うバッグ』『非常用持ち出しリュック』と同じく、太字で記したものは全て100均で揃います。
防災グッズに使えるものは、ほとんど100均で揃えられるということが一目瞭然でお分りいただける思います。
長期的に避難生活をする場合、避難所で生活というパターンと、自宅で避難というパターンがありますよね。
いずれにせよ、水や食料の確保、衛生面に気をつけること、ストレスを減らして過ごせる環境を作ることが大切です。
また、断水や停電の状況が長引く可能性があるので、ライフラインの遮断に備えた準備もしておかなくてはなりませんね。
▷アイテムの補足
【アウトドア用のお皿・コップ】
これらは薄くて丈夫で、スタッキングしやすく割れないものが多いので、非常時にも大変便利です。
ラップを敷いて使えば洗わなくて済みますし、お椀型やフラットタイプなど、いくつか揃えておくのもアリですね。
【重曹・クエン酸・ミョウバン】
私は普段からこれらを使ってナチュラルクリーニングをしているので、万が一用にも、少量のものを準備しています。
洗濯機が使えなくても部分洗いしたい時や、汚れた場所を清潔にしておきたい時、ニオイが気になる時にも活躍してくれます。
【アロマオイル】
長期の避難生活になると心配なのがストレスによる体調不良や病気。過去の震災の体験談でも目にすることが多い情報です。
避難生活が長引けば長引くほど、『必要と思われないようなもの』が喜ばれたりします。
以前読んだ本には、避難生活をしているおばあちゃんたちが、真っ赤な口紅を塗って元気になったと書かれていました。
また、子供達はおもちゃや楽しく遊べるもので元気が出ますよね。
私は日頃から香りでリラックスすることが多いので、ラベンダーのアロマオイルをリュックに入れています。
ポケットにサッと入る小さいサイズなのでとても便利です。
同じようにエアマットやエア枕も、リラックスして眠るために大切なので準備していますよ。
あなたも『これでストレスが軽減できる』というものを、リュックに入れておいてくださいね。
防災グッズは100均を賢く活用!ママや女性目線で考えてみた

災害時や避難時、女性や子供ならではの悩みや気をつけたいポイントってありますよね。
以下にまとめてみましたので、防災グッズを準備する上で参考にしてみてくださいね。
女性ならではの『必需品』や『あったらいいもの』
年々、避難生活でもプライバシーが守られるような作りが整ってきているなぁと感じています。
しかし、避難所が開設されてすぐに態勢が整うわけではありません。
例えば西日本豪雨の避難生活でも、「避難生活を始めた当初は、トイレやカーテンに隠れて着替えていた」という方も。
着替えや、洗濯物を干す時など、目隠しがないと困りますよね。また、ゴミなどもなるべく人に見られたくないですよね。
それから、ショックな出来事やストレスによってホルモンバランスが崩れ、突然生理が来たという方も。
大勢の人が過ごす避難所では、盗難や性被害などの犯罪が多く発生してしまうのも悲しい現実。
自分の荷物や身体もしっかりと守らなくてはいけませんね。
特に女性は、目隠しになる布、生理用品や生理に纏わるお薬など、しっかりと備えておきたいですね。
小さな子供を守るために

赤ちゃんや小さな子供がいる場合、災害が起こると人一倍怖いですよね。
我が家も3歳の息子がいるので、妊娠中、出産後、現在に到るまで、その時々で避難を想定して荷物や避難経路を見直しました。
災害を考えただけでも不安ですが、自分も子供もしっかり守るために、具体的に想定して準備しておくことが大切ですね。
私は、非常用持ち出しリュックを背負った状態で子供を連れて走れるか、家の中で何度もチャレンジしてみましたよ。
私の息子は、もうしっかり歩ける年齢なので、近くの避難場所まで散歩がてら一緒に行ってみるのもいいですね。
また、子供と避難所で生活することになれば、お気に入りのおもちゃなどもある程度持って行こうと考えています。
子供は思っている以上にストレスに敏感ですし、日常の変化に影響を受けやすいですからね。
家庭での災害対策
最初の項でもお伝えしましたが、家の防災対策も忘れてはいけませんよね。
家庭内に、か弱い女性や小さなお子様、ご年配の方などがいると、特に気をつけておかなくてはいけません。
「落ちてきたら危ないものを高いところに置いてないかな」「地震で揺れたら倒れてきそうなものはないかな」
「台風がきた時に飛ばされてしまいそうなものはないかな」
このように、家の中やベランダ、お庭やガレージなどを見渡して考えてみましょう。
日頃から、家具の転倒防止や窓ガラスの割れ防止など、防災対策できることはしておきたいですね。
防災グッズは100均を取り入れてオンリーワンのリストを作ろう

ここまで基本的な防災グッズや、我が家の場合をお伝えしましたが、大切なのはあなただけのリストを作ること。
『基本のリスト』から足したり引いたりしてみよう
基本のリストはあくまで目安。各家庭によって、必要なものは違います。
実際に紙に書き出したり、物を揃えて並べたりしながら、いざという時を想定してみましょう。
自分や家族の体質を振り返ったり、お薬やメガネなど替えの効かないもの何だろうと考えて準備してみましょう。
『防災の日』を設けて実際に体感してみよう
実は、日本では毎年9月1日が『防災の日』として制定されているんです。
「国民が、台風や高潮、津波や地震等の災害について認識を深め、対処する心構えを準備する」ために定められたそうです。
過去の大きな災害があった日なども、防災について見直すいい機会ですよね。
防災グッズの中身。子供の成長によって服やオムツのサイズも変化しますし、大人も季節によって必要な衣類が変わります。
重たい荷物を背負って避難するのはとても大変ですから、定期的に見直して本当に使えるものだけを準備しておきましょう。
少なくとも年に2回、できればワンシーズンに1回は『リュックの中身』と『ストック類』をチェックしておきたいですね。
また、実際に避難所までの経路を歩いて確認するのも大切。
一層のこと、家庭で避難生活を想定して、電気なしで一晩過ごしてみるのもよいかもしれません。
キャンドルの灯でカセットコンロや非常食を使って過ごす時間。家にいながらちょっとしたキャンプ気分を味わえるかも。
本当の非常事態ではないので、イベントのように楽しみながら体験することも時には大切だと思いますよ。
実際に体験することで新たな発見があり、本当に使えるものや、あった方がいいものに気付けますよね。
まとめ

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-
- 100均のキャンドゥには、普段も非常時にも使える便利なアイテムがたくさん揃っている
- 100均のキャンドゥには、家での防災に役立つアイテムも揃っている
- 防災グッズの基本リストは住んでいる地域の防災ページを参考にすると良い
- 『日常的』『一時的』『長期的』の3ステップに分けた避難状況を想定して準備すると良い
- 防災グッズを準備する上で、防犯や体調の観点から、女性ならではの準備しておいた方がよいものもある
- 防災グッズを準備する上で、ストレスや環境の変化に弱い子供を守るものも大切
- 防災を考える上で、避難準備だけでなく、各家庭での安全対策も重要
- 基本リストを元に、オンリーワンのリスト作りが大切
- 防災グッズを定期的に見直したり、避難生活を体験したりすることも重要
-
いかがでしたか?災害は起きてほしくないけれど、いざという時に備えて、日頃からしっかりと準備しておきたいですよね。
また、防災グッズを考えることは、自分自身や家族の安心・安全を見直し、本当に必要なものを見つめ直すことでもあります。
あなたもぜひこの機械に、今の時期にあった備えができているか確認してみてくださいね。
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