先日お墓参りに行くと、こどもが「なんでおうちのお墓ボロボロなの?」と聞くのです。
「ボロボロ?」と思い、ほかの墓石と見比べてみると、ボロボロだ…文字のペンキが劣化で剥がれかけていました。
代々受け継がれていくものだし、墓石はいつも雨風に晒されているのでペンキも剥がれます。
墓石の修復ってどうするの?誰に頼むの?100均で材料はそろうの?普段しないことなのでなにもわからないですよね。
墓石の文字を修復するペンキは100均で買えますよ!
私は見慣れているものでしたが、こどもにとってはお隣のきれいな墓石と比べてみて、違いに驚いたのでしょうね。
私やこの子達も入るであろうこの墓石、ぼろぼろのままではご先祖様に申し訳ないですね。
今回、私が100均のペンキで修復する方法を調べてみたのでご紹介したいと思います。
墓石の文字を修復するなら、先にこちらの墓石専用クリーナ―を使ってキレイに掃除することをおすすめします!
文字をキレイにしても墓石自体が汚れていたらもったいないですよね。
人にも環境にも優しい、専用のものだと間違いないので安心ですね。

墓石の文字を修復する材料やペンキは100均で揃えられる

墓石の文字を修復したいと考えているあなた、修復する材料やペンキは100均で揃えられますよ。
墓石をペンキで修復するなんて、きっとほとんどの方が経験したことないので不安ですよね。
私も今回墓石の修復をしようと思うまでは、墓石を修復する材料やペンキが100均で揃えられるなんで思っていませんでした。
不安なあなたも、この記事を読めばすぐに不安が解消されると思います。
複雑な手順は必要ありません、行く場所は100均だけでよいのですから。
墓石の修復はプロにお願いすることもできます
墓石の修復は自分でもできますが、プロに頼むこともできます。
まずはお墓を建ててもらった石材屋さんへ連絡するのがよいです。
地域のお墓について詳しく、塗料についてもお任せできるので仕上がりへの不安がなくなります。
顔見知りであれば相場よりも安くすむかもしれませんね。
なじみの石材屋さんが存在しない場合でもネットで一括見積もりができるので、そこで悩む必要はありません。
コーティングや塗料など、仕上がりのオプションにより費用は上下しますが、だいたい1〜3万円必要になります。
また、墓石のペンキが剥がれているということは、お墓が建てられてからだいたい10年以上たってしまっているということになります。
その場合、文字の修復以外にも費用が掛かってくるかもしれません。
墓石の修復をプロにお願いするメリットとデメリット
プロに頼むメリット
確実な仕上がりと安心
自分が動けないときは助かる
プロに頼むデメリット
かかる費用は大きくなる
費用が高いか安いか、文字だけきれいになっても他の劣化がそのままでは納得のいく結果にならないかもしれません。
他の依頼も合わせると修復の費用はかなり大きくなりそうです。
御先祖様のことを思うと、ちゃんと修復してあげたい…
だけど安く済むのならそれに越したことはない。それでいつもより豪華なお供え物ができますね!
墓石のペンキの塗り替えは自分でもすることができます
調べてみたところ、どうやら自分で修復されている方もいらっしゃるみたいで、時間と労力はかかりますが、費用はかなり抑えられそうでした。
DIYが得意な方や塗装に慣れているお仕事の方でしたら自分で簡単にできそうです。
なんだか簡単そうなので、見よう見まねで私もやってみます!
と、言いたいところなのですが、私の手先の不器用さがひどいレベルのものでして…。
必要物品と手順の調査を私が担当し、修復するのは相方さんにお願いすることにしました。
墓石を修復するペンキや材料は100均で揃います
なんでもまずは100均で探してみるものですね、ダイソーに水性補修用塗料が売られています。(在庫はない場合があります)
ちなみにカインズネットで調べてみると、ペンキだけで7500種類以上、さすがカインズさんです。
品揃えは間違いないのですが、価格は1000〜5000円、内容量500ml以上のものばかり。(種類が多すぎてすべて閲覧できていませんが…)
他で買うと数千円したりするものに100均で出会えた瞬間って、幸福度がたかいですよね。
ちなみにラッカーで修復する方法もあるのですが、私達は使い慣れていないので今回はペンキをチョイスします。
ぞうきんやカッターはおうちにあったので、材料費の総額は200円ですみます。
あとは相方さんが頑張るだけですね、よろしくおねがいします!
墓石のペンキを100均で買って修復する方法を紹介

墓石の文字を修復するには、100均でペンキやブラシを準備して、掃除・塗料の溶解など5つの手順があります。
まず、墓石の修復に必要なものはおもにこちらの7点です。
- ペンキ
- 塗料溶解剤(ラッカーシンナー)
- 筆、刷毛
- カッター
- ぞうきん
- ブラシ
- 手袋
在庫があれば、すべてのものが100均で調達できます。
私は日焼けと虫除け対策もばっちりしていきます!
墓石をペンキで修復する5つの手順
墓石を100均のペンキで修復する順番はこちらです。
- お掃除
- 塗料の溶解
- 塗装
- みがく
- 乾燥
5つの手順をイメージできたので、自分でもできる気がしてきました。
次の章で修復する5つの手順を1つずつ詳しく紹介していきますね!
墓石をペンキやブラシを使って掃除と修復!手順を紹介

それでは墓石の掃除と修復の5つの手順を詳しく説明していきます。
ここまでくるのに100均でペンキなどの材料を調達できてすごく簡単でした。
手順はたったの5つだけで、私が思っていたよりもずっと簡単でした。
きっとあなたも次の休みの日にやってみよう!と思うはずです。
100均で買った道具でお掃除をします
水、ブラシを使ってまずは汚れを落としていきます。
汚れが着いたままだとムラの原因になってしまうので、ここは丁寧に行います。
ダイソーに墓石洗いブラシ、墓石洗い溝ブラシ(ダイソーオンラインストア)というものも売られています。
墓石を掃除する際に、専用のクリーナーを使うのもよいですよ!
石材屋のプロもおすすめする墓石専用のクリーナーです♪
汚れを簡単に落とせるので、手間がかからずにキレイに掃除ができますよ。

100均の溶解剤を使用して塗料を溶かします
塗料溶解剤でもともとの塗料を溶かしていきます。
溶剤は刺激臭がするので、マスクと手袋を着用するとよいです。
ちなみにここで使用する溶剤(ラッカーうすめ液)は、数種類あるシンナーのひとつ。
間違えて購入してしまわないように、表示をきちんと確認することをお勧めします。
使用したあとにもう一度洗浄するほうが、きれいに塗れます。そこでよく乾かすことが大切です。
100均のペンキをつかって塗装します
いよいよ、筆を使って墓石にペンキを塗っていきます。
100均の塗料には刷毛がついていますが、細かい文字の場合は筆があると便利です。
墓石のように重厚なものは何度か塗り重ねてしっかり発色させたほうがかっこよく仕上がります。
コツは塗りなおしのたびにしっかり乾かすことです。
塗料がはみ出すのはOKです。このあと修正できるので塗り残しがないようにしっかり塗ります。
気泡ができてしまいしっかり濡れていない場合がありますが、そんな時は細い筆の先を使って細かな部分をちょんちょんしながら塗るとよいです。
100均の道具を使ってみがき、乾燥します
次にすることは、色を塗ったときにはみ出した塗料を落とします。
カッターやスクレーパーなどで削り取るか、溶剤で落としてきれいにします。
はみ出しても大丈夫だったのは、はみ出した部分を最終的に削ってしまうからだったのです。
タイルの目地塗りの要領ですね、しっかり乾かして終了です。確実に晴れの日にやるのがマストですね。
まとめ

- 墓石の修復は自分ででき、修復する材料やペンキは100均で揃えられ、最低200円でできる
- 安心を求める方はプロに頼む方法もある
- 墓石の文字を修復するには、100均でペンキやブラシを準備して、掃除・塗料の溶解など5つの手順がある
- 墓石の修復専用のペンキがある
墓石は古くからあるものだったり、いつも雨風にさらされているので劣化します。
100均で買えるのなら、私もいますぐペンキを買いに行きたい気持ちです!
ご紹介したいくつかの方法で、自分にあった墓石の修復に挑戦していただければと思います。
今回、こどもに言われなければとくに気に留めていなかったお墓の文字。行くのは年に数回ですが、やはりきれいな姿で御先祖に迎えていただく方が気持ちのよいものですね。
みんなで修復すれば、先祖様を身近に感じることができます。代々受け継いでいくものなので、こどもたちにもその大切さを伝えていきたいと思います。
墓石の文字を修復するときに、徹底的に掃除をしたいならこちらの墓石専用クリーナ―がおすすめですよ。
「ゴシゴシしても全然取れなかった汚れがキレイになった」などの口コミもあって人気です!
墓石をスミズミまでしっかりキレイにできちゃいますね♪

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