たくさんの資料や写真をパソコンのメールから送信したい。
でもサイズの大きいメールは相手側で受け取れずエラーとなり送れないことがあります。
そんな時に行うのが「圧縮」です。ただ、便利な圧縮ですが時折、圧縮できないエラーが起きることがあります。
調べてみると、ファイルのタイトルなどで、使用できない文字が含まれている場合やファイルへのユーザー権限がないと圧縮できないようです。
誰かに送りたい大切な写真や、資料。使用できない文字を入れているだけで送れないなんて悲しいですよね。
エラーがでてしまい圧縮できずに困っているあなた!
この記事を読んで、使用している文字を見直したり、ファイルの権限を見直したりすることで解決するかもしれません♪
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目次
圧縮できないのはファイル名の文字が原因かも

たくさんの素敵な写真や仕事で使う大事な資料が入っているファイルやフォルダ。
サイズが大きいと圧縮する必要があるのですが圧縮したいのですが、このファイルやフォルダにつけるタイトル、思い付いたままつけていませんか。
どんな名称でもいいわけではなく、タイトルをつけるときに使用できない文字のルールがあります。
このルールに沿っていないと圧縮できなかったり、圧縮できても相手側で解凍できなかったりするトラブルが起きます。
使用できない文字は、全角文字(ひらがな・カタカナ以外)、ドットから始まるもの、使用不可記号、環境依存文字です。
使用できない文字 | 例 |
---|---|
全角文字 | AIUEO |
ドッドから始まるもの | .AIUEO |
環境依存文字 | ①、②、Ⅰ、Ⅱ、©など |
使用不可記号 |
\(エンマーク) |(パイプ) <(小なり) >(大なり) ,(カンマ) :(コロン) ;(セミコロン) “(ダブルコーテーションマーク) /(スラッシュ) *(アスタリスク) ?(クエスチョンマーク) |
何となく記号が入っているとわかりやすい気がしますよね。
もし、このような文字を使っている場合はタイトルを変更してみてください。
文字が原因の場合これで圧縮できるようになるはず♪

圧縮できないのはフォルダーエラーが原因?

通常、Windosw7・8・10では圧縮したいファイルを右クリックし、出てきたメニューから「送る」にカーソルを合わせ、圧縮(zip形式)をクリックして作成します。


この操作で圧縮しようとしたときに、「フォルダーエラーです」とエラーがでることがあります。
この、「フォルダーエラー」というエラーがでてしまい圧縮できない場合の対処法をご紹介します。
ファイルをコピーし圧縮操作
圧縮できないファイルに何らかの問題のあるシステムファイルが含まれていて圧縮できない場合があります。
ファイルをコピーし、コピーしたファイルを圧縮してみてください。
コピーしたファイルには問題のあるシステムファイルが含まれないので、ここに問題があった場合はこの方法で圧縮できます。

ユーザー権限を与える
今までの対処法でも圧縮できなければファイル操作に対するユーザー権限が外れていてフォルダーエラーになっているのかもしれません。
そんな時は下記でご紹介する対処法を試してみてください。
- エクスプローラー(ファイルのマーク)を立ち上げる
デスクトップ画面、もしくはWindowsキー+Eでも起動できる - ファイルの場所を示す部分に(画像2つ目参照)、C:\Users\ユーザー名\AppData\Localを入力する
*ユーザー名にはあなたのPCのユーザー名を入力 - 表示されているフォルダから「Temp」を右クリックし「プロパティ」を選択する
- 「セキュリティ」のタブへ。
ユーザー権限がないと「グループ名またはユーザー名」に何も表示されないので「編集」をクリックする - 「追加」をクリックする
- 「詳細設定」をクリックする
- 「検索」をクリックする
- 検索結果が表示されるのでそこから自分のユーザー名を探し選択する。「OK」をクリックする
- 8で選択したユーザー名が表示されていれば「OK」をクリックし完了
文字にすると長いですが、実際やってみるとそんなに難しくないので、この対処法を画像付きでもご紹介します。









この対処法でフォルダーエラーは解決するはず♪
Windowsでのファイルアクセスのユーザー権限についてご紹介しましたが、Macでも同じようなことが言えるようです。
Macで、項目を選択してから、「ファイル」>「情報を見る」と選択するか、Commandキー+Iキーを押します。
「共有とアクセス権」の横にある矢印
をクリックして、セクションを展開します。
ユーザ名の横にあるポップアップメニューをクリックして、アクセス権設定を確認します。
管理者としてログインしていない場合は、カギのアイコン
をクリックしてロック解除してから、管理者名とパスワードを入力(または、Touch IDまたはApple Watchを使用)しなければならないことがあります。
アクセス権を「読み/書き」または「読み出しのみ」に変更します。
引用 MacOSユーザーガイド

ユーザー名の確認方法

とお困りのあなたへ。ユーザー名の確認はここからできます!
こちらも画像付きでご紹介するので、見ながら一緒にやってみてください♪

デスクトップ画面のWindowsマーク、もしくはキーボードのWindowsマークを選択し、「設定」(歯車マーク)をクリック

「アカウント」をクリックする。(画像の赤色部分)

画面中央のユーザー情報、アイコンの下にあなたのユーザー名が表示されています。(画像赤色部分にユーザー名)
普段はあまりユーザー名を意識することはないかもしれませんが、必要な時はこのように簡単にチェックできますよ。
圧縮できないのはファイルが見つからないから?

「ファイルが見つからないか、読み取りのアクセス許可がありません」とエラーが出る。
ファイルが見つからないといわれても、ファイルはちゃんと存在して操作できる。
アクセス許可がありませんと出てもユーザー権限も確かめてみたのにこんなエラーが表示されて圧縮できない。
圧縮できない原因はパスが長いことかもしれません。
そもそもパスというのは、単語としては進路や通り道をさします。
パソコンの話でのパスとなると、多くの場合パソコンの中でフォルダやファイルがどこにいるのかをさします。

上の画像のように、「資料」というフォルダを示したい場合。
言葉で伝えるとCドライブの下にある、「個人」フォルダの中の「aiueo」フォルダの中にある「資料」というフォルダと長くなります。
これをパスで表記すると、Windowsの場合「C:\個人\aiueo\資料」となります。(Windowsの場合)
先頭にドライブ名がきて、区切りを\マークでつけています。
例えば、「C:\個人\aiueo\kakikukeko\sashisuseso\tachitsuteto\naninuneno\hahihuheho\mamimumemo\資料」というような長いパス。
このような場合にもエラーが出てしまい圧縮できないようです。
windowsの仕様でパスの文字数がファイル名を含めて259文字と決まっているようです。
圧縮したいフォルダの位置をドライブの直下、「C:\個人\資料」にするなどしパスを短くすれば圧縮できます。
ファイルが見つからないというまぎらわしいエラーでも確認する部分は意外な場所でしたね。
まとめ

- 圧縮できないと困ったときは、使用できない文字や記号が入っていないかチェック
- フォルダーのエラーによって圧縮できない可能性も
- 圧縮できないファイルやフォルダをコピーしコピーしたものを圧縮してみる
- 圧縮できないファイルやフォルダにユーザー権限があるのかチェックしてみる
- パスが長すぎるときも圧縮できないことがある
大きいサイズの資料や写真を送るのに便利な機能の圧縮ですが圧縮できない場合のエラーは複数ありますね。
使用できない文字があったり、パスにも文字数が決まっていたりとルールがいろいろあるのには驚きです。
送る側も受け取る側も困ることがないように、文字のチェックなど簡単なものからチェックしていき問題を解決しましょう♪