あなたは、家で茶碗蒸しを作ったことはありますか。
私はありませんでしたが、普段捨てしてしまうおでんの残り汁で茶碗蒸しができると知って、初めて茶碗蒸しを作ってみようと思いました。
茶碗蒸しの作り方を調べていると、100均に電子レンジで使い捨てできる茶碗蒸しの作れる容器が売っていると分かりました。
さっそく容器を買うために100均へ行きましたが、店舗に在庫がありません。
がっかりしましたが、茶碗蒸しを作りたい気持ちは変わらなかったので、100均にて売っている容器で茶碗蒸し作成の方法を調べることにしました。
使い捨てできる容器だと洗い物の手間が省けると思い、低コストで使い捨てできるという条件も付け加えました。
今回は、茶碗蒸しを作る際に使用できる使い捨て可能な容器や、蒸し器の代用品をご紹介しますね。
目次
茶碗蒸しの使い捨て容器は100均で購入しよう

100均で買えて使い捨てできる容器を調べてみると、紙コップで茶碗蒸しを作れることが分かりました。
100均の紙コップは20個入っているので、1つ買えばじゅうぶんな数の茶碗蒸しを作れます。
使い捨てができて低コストで茶碗蒸しを作ることができる、まさに理想どおりの容器です。
さっそく使い捨てできる紙コップを100均で購入して、茶碗蒸しを作ることにしました。
紙コップで作る茶碗蒸しの作り方は下記のとおりです。
- 玉子を1つといてほぐす
- 玉子にだし汁(150ml)と薄口しょうゆ(小さじ1)を少しずつ加える
- こし器でこす(こし器がなければ、茶こしでも良い)
- 紙コップにお好みの具材を入れ、2の卵液を注ぐ
- 容器の強度が心配な場合は、紙コップを二重にする
- アルミホイルで蓋をする
- 蒸し器のお湯が沸騰したら、紙コップに入った茶碗蒸しを蒸し器へ入れる
- 隙間を作るために菜箸を蒸し器へ1本置き、蓋で菜箸を挟む
- 強火で3分蒸し、弱火で約10分蒸す
- 竹串で刺し、透明の汁が出てくれば完成
おでんの残り汁を使う場合は、だし汁と薄口しょうゆの代わりにおでんの汁を加え、玉子と混ぜ合わせて一緒にこします。
私はおでんの残り汁と紙コップという、本来の方法とは少し異なる方法で作成しましたが、プルプルしておいしい茶碗蒸しができ上がりました。
合計で5個できましたが、使い捨てなので洗い物の手間が省けて助かりました。
紙コップはピクニックなど、また違う機会に使えるので活用できますね。
茶碗蒸しにプラスチックの使い捨て容器は不向き

使い捨てできる紙コップを代用して茶碗蒸しを作る方法をお伝えしましたが、使い捨てできるプラスチックのコップでも調理は可能です。
しかし、プラスチックは溶け出す可能性があるのであまりおすすめできません。
どうしても使い捨てできるプラスチック容器を使いたい場合は、耐熱140℃以上の容器を使用して蒸しましょう。
作成方法は上記に書いた使い捨てできる紙コップで作る方法と同じレシピです。
もし、蒸し器がないので作れないと思われた方は、蒸し器の代用品を使用しましょう。
実は蒸し器がなくても、家にあるキッチン用品を代用して茶碗蒸しは作れるんです。
下記でキッチン用品を使った蒸し方をご紹介しますね。
鍋
茶碗蒸しを鍋で作るときは、終始蓋をしたまま加熱します。
鍋は蒸し器より温度管理がしやすいので、失敗しづらいというメリットもあります。
【作り方】
- 蓋のある鍋に容器1/3の水を張る
- 容器を並べて置き、蓋を閉め強火にかける
- お湯が沸騰したら中火弱で12~15分ほど蒸す
フライパン
フライパンで代用する際は、少し深めのフライパンがおすすめです。
使い捨てできる紙コップは、高さが低いと食材に水が入り込んでしまう可能性があるので、水の入れ過ぎに注意しましょう。
【作り方】
- アルミホイルで容器に蓋をする
- 容器1/3の水を張る
- フライパンに容器を並べて強火にかける
- 蓋があれば蓋をする
- お湯が沸騰したら中弱火で12~15分ほど蒸す
落し蓋
100均には、普通の鍋を蒸し器として利用できる蒸し&落し蓋プレートというアイテムがあります。
その名のとおり、蒸し器と落し蓋どちらの使用もできる便利なアイテムです。
落し蓋として使用する際は取手の付いている部分を上にします。
蒸し器として使用する際は脚が付いているのでその部分を出し、下にして鍋やフライパンの底に敷くと蒸し器になります。
蒸し器より収納しやすくて、オススメのアイテムです。
茶碗蒸しは使い捨ての器以外に陶器で代用できる

蒸し器の代用の次は、使い捨てできる紙コップの他に代用できる器を紹介しますね。
使い捨てできる紙コップ以外におすすめなのは、陶器の器を使うことです。
使い捨てはできませんが、陶器なら電子レンジが使えるので、電子レンジを使って茶碗蒸しを作ることができます。
家にある器を代用して、電子レンジで茶碗蒸しを作りましょう。
電子レンジで茶碗蒸しを作る際のポイントは、ラップをふわっとかけ弱めでじっくりと加熱することです。
様子を確認しながら完全に火が通るまで、200Wで様子を見ながら加熱していきましょう。
火の通り具合は、周りが固まって真ん中だけ揺れるようになれば完成です。
全体が揺れるようなら再度加熱して様子をみましょう。
電子レンジを使用する際に使える器は、下記のとおりです。
カップ
コーヒーカップやマグカップなどカップは耐熱性もあるので、茶碗蒸しを作るのにおすすめです。
カップはかわいいデザインの容器が多いので、いつもと違った雰囲気の茶碗蒸しができますよ。
茶碗蒸しを作る場合、コーヒーカップは7~8分、マグカップなら8~10分加熱しましょう。
湯呑み
湯呑みは茶碗蒸しの容器と似ているので、雰囲気もでますね。
表面がゴツゴツした湯呑より、つるりとした湯呑みを使うと火が通りやすいです。
湯のみで茶碗蒸しを作る場合は、2分半~3分加熱して様子を見ましょう。
どんぶり
どんぶりサイズの茶碗蒸しがでてくると、インパクトも大きいですよね。
どんぶりで作る場合は、上記のレシピより卵を2つ、だし汁を150mlに増やしましょう。
どんぶりの加熱時間は18分~18分半ですが、どんぶりの容器は大きいので火を通すのにも時間がかかります。
レシピ通りにいかない可能性もあるので、しっかりとチェックすることをおすすめします。
まとめ

- 茶碗蒸しを作る容器を100均などで売っている紙コップにすると、使い捨てができ低コスト
- 蒸し器がなくても、家にあるもので茶碗蒸しは作れる
- 電子レンジで茶碗蒸しを作る際は、低いワット数でじっくりと加熱する
- 容器は、100均や家にあるもので代用できる
あまり家で作る機会のない茶碗蒸しでしたが、100均で売っているものや使い捨てのできる容器で簡単に作成できることが分かりました。
紙コップで作ると使い捨てができるので、後片付けも簡単にできます。
好きな容器に好きな具材を入れた、オリジナルの茶碗蒸しを作るのも楽しいですよ。
熱いのでやけどに注意して、おいしい茶碗蒸しを作ってみてくださいね。
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