「新しいポーチが欲しいけど、予算の中で探してもピンとくるものが見つからない」
「100均で安くポーチを買ったけど、もっと可愛くしたいな。」
そんな悩みをお持ちのあなた、100均にはたくさんのポーチと、プチ改造にピッタリなアイテムが豊富にそろっているのをご存じですか?
100均さえ行けば、ポーチも、あなたの好みに合った素材、必要な道具まで、全て手に入ってしまうのです。
この記事では、100均ポーチを世界で一つのお気に入りに改造するためのアイデアとアイテムを紹介しています。
「私なら、こんな風に改造してみたいな」とイメージを膨らませながら読んでみてくださいね。
目次
100均ポーチを改造しよう!実践例とアイテムを紹介

100均ポーチを改造して、オリジナルポーチを作るためのアイデア5つと、100均で買えるリメイクアイテムをご紹介します。
面倒くさがりの私と同じように感じているあなたも、大丈夫です!
ここで紹介するアイデアは、どれも簡単なものばかり。また、使用するアイテムも100均で手に入るものだけをご紹介しています。
100均で手軽に安く買える材料を使って、簡単にオリジナルポーチを作りましょう!
シンプルポーチ×フリルテープ

無地だったり、小さなイラストがついていたりするシンプルポーチは、フリルテープをつけてプチ改造しましょう。
ファスナーのあたりに付けてみたり、フリルを2~3色、ボーダーのようにつけてみたりしても可愛いですね。
ポーチに縫い付けることもできますが、お裁縫は面倒、というあなたは、布用ボンドを使うと簡単に付けることができますよ。
100均で売っているフリルテープは、カラーや素材も豊富!
パステルカラーのフリルならガーリーに、ベージュや黒などのフリルなら大人可愛いポーチに改造することができます。
また、フリルだけでなく、ポンポンのついたテープやレースなど、付けるのが簡単なテープ状で、簡単に可愛さアップできるアイテムがたくさん売っていましたよ。
100均の手芸コーナーに足を運んで、あなたのイメージに合ったアイテムを選んでみてください。
キャラクターポーチ×プラ板

100均のキャラクターポーチ、安くてとても可愛いのですが、「友達とかぶった!」という経験はありませんか?

そんな時は、キャラクターポーチにプラ板で作ったチャームをつけて、友達と差をつけましょう。
プラ板チャームは、絵を描いたプラ板に穴を開けてカットし、くしゃくしゃっとしたアルミホイルに乗せて焼くだけなので、とても簡単。
絵が苦手なあなたも心配ありません。プラ板は透明だから、見本とする絵の上に乗せて、なぞってしまえばあっという間です。
絵が得意、というあなたは、地の色が白や黒のプラ板を選んで描くと、より存在感がアップします。
プラ板もチャームとしてつける際に必要なパーツも、100均でそろえることができます。
ミッキーのポーチならミッキーの手、キティちゃんのポーチならリボン、など、キャラクターのモチーフをチャームにすると統一感が出て可愛いですよ。
プラ板なら小さいお子さんでも色を塗ったり自分で書いたりして楽しめるので、お子さんとプチ改造を楽しみたいあなたにピッタリです。
プラ板は焼くと縮むので、穴をあけるときは、思っているより大きめにあけてくださいね。
クリアポーチ×紙ナプキンでデコパージュ


あきらめることはありません。クリアポーチにはデコパージュをして、オリジナルポーチに改造してしまいましょう。
デコパージュとは、専用の液を使って、切り取った紙や布を小物などに張り付ける技法です。名前だけ聞くと難しそうですが、とても簡単なのです。
なんと、デコパージュに必要な道具も100均でそろってしまうので、初めてのあなたもすぐに挑戦できますよ。
材料:デコパージュ専用液、デコパージュ用トップコート、好きな柄の紙ナプキン、筆、はさみ、ウエットティッシュ(いずれも100均で購入可能)
- 紙ナプキンの使いたい柄を切り抜き、何枚か紙が重なっている場合は剥がして、絵柄のついている1枚だけにする
- ポーチ全体、または模様をつけたい部分にデコパージュ専用液を塗る
- デコパージュ液を塗った上に使いたい柄を置き、上から再度デコパージュ液を塗る
- ウエットティッシュでそっと押さえ、柄と液をなじませる
- 乾いたら仕上げのトップコートを塗り、さらに乾くまで待てば完成
まさか紙ナプキンを使ってポーチの模様ができるなんて、驚きですよね。
100均ではかわいい模様の紙ナプキンもたくさん売っているので、ポーチにしたい柄を選ぶのも楽しそうです。
デコパージュはシリコン以外の素材なら基本的に可能なので、石鹼やスニーカーなどにもできるのだとか。
調べているうちにデコパージュに興味がわいてきた私は、挑戦してみることにしました!
全くの初心者なので、いきなりポーチにやって失敗したら嫌だな、と思い、チャック付きビニール袋でまずは練習、と思いやってみたところ…。
なんと、作業にかかった時間は、たったの5分!失敗も難しい作業もなく、完成させることができました。

デコパージュ液を塗って乾くまでに、1回目と2回目でそれぞれ30~45分ほどかかるのですが、その間は別のことをしていればよいので、面倒なこともありません。
また、私が使ったセリアのデコパージュ液は、ベース兼トップコートになっているので、それも簡単にできた要因かもしれません。

気軽にオリジナルアイテムを作る楽しさが味わえるデコパージュ、気になるあなたはぜひチャレンジしてみてくださいね。
ポケット付きポーチ×革ひも

ポケット付きポーチは、革ひもを取り付けて、ちょっとしたお出かけに使えるサコッシュを作ってみましょう。
ちょっとした工具も使うので、DIY気分で楽しんで作ってみてくださいね。
- 穴あけポンチとハンマーを使って、ポーチ左右の端から1cm内側に穴をあける
- 穴にハトメ玉をはめ込み、ハトメパンチではめ込む
- 穴にひもを通し、外れないように結んだら完成
私が行ったDAISOでは、革ひもの色も豊富にそろえてありました。
ただ、私が調べた100均で売っている革ひもは細めだったので、一本でサコッシュを作るには少し頼りなく感じるかもしれません。
革ひもを編んでみたり、手芸コーナーにある丈夫そうなひもを選んだりして作ってもいいですね。
柄ポーチ×スパンコールテープ


そんなあなたは、スパンコールテープを使ってリメイクするのがおすすめ。
もともと柄の入っているポーチでも、キラキラのスパンコールを付ければ、柄に負けることなく模様を付けたり、新鮮さをプラスしたりすることができます。
ポーチの縁取りをするようにつけてみたり、ハートや星などの形を作ってポーチの真ん中に付けたりすれば、飽きてきたポーチも気分一新。
ロゴが入っている場合は、ロゴの上にスパンコールテープを貼り付けるのもおすすめです。
スパンコールテープは縫い付けることもできますが、ポーチの生地は固いことも多いですよね。
布用ボンドやグルーガンなどを使用すると簡単に取り付けられるので、挑戦してみてください。
100均で揃うリメイクアイテムいろいろ
実践例で紹介したもの以外にも、100均ではプチ改造に使えそうなアイテムをたくさんみつけることができました。
手芸コーナーにある定番品から、意外な所で見つけたリメイクに使えそうなアイテムまでご紹介します。
- 大きめ星形ビーズ…落ち着いた色合いの物なら、男性用ポーチのアクセントにも。

- リボン、タッセル…おしゃれ度、可愛さアップに使えそう!

- スタッズ…アイロンで取り付けられるので簡単です。

- 飾り付きヘアゴム…ゴム部分をカットして飾りを取り付けたら、無地のポーチも華やか!

- ピアス、イヤリング…ポーチに刺したり縫い付けたり、かわいいアクセントになります。

いろいろお店を見てみましたが、こんなに可愛いもの、おしゃれなものが100均で買えるなんて、と驚きの連続でした。
あなたの好みに合ったアイテムも、きっと見つかると思いますよ。
100均ポーチに刺繡で模様をつけたい!簡単な方法2選

刺繍の入ったポーチって、華やかで可愛いですよね。好きな模様やイニシャルの刺繍を入れられたら、きっとお気に入りのポーチになりますね。
でも、ポーチをゼロから作るのは大変だし、ポーチの中に手を入れて刺繍するのは時間がかかりそう…。
そんなあなたに朗報です!100均にあるポーチや材料を使って、簡単に刺繍入りポーチを作ることができますよ。
刺繡入りポーチを作るアイデアを2つ、ご紹介しますね。
フェルトに刺繍して取り付けよう
小さなポーチの中に手を入れて、何度も針を通して刺繡をするのは、かなり根気がいる作業になりそうですよね。
でも、フェルトに刺繡したものをワッペンのように取り付ければ、ぐっと作業が楽になりますよ。
フェルトを好きな大きさや形に切ってから刺繍を入れれば、あとはそのフェルトをポーチに縫い付けたり、布用ボンドやグルーガンで接着したりすればOKです。
100均では、フェルトのカラーバリエーションも豊富にそろえています。
フェルトや刺繡糸の色をポーチの色と合わせて統一感を出したり、違う色を使ってアクセントにしたり、どんなデザインにしようかアイデアが膨らみますね。
メッシュポーチに刺繡をしてみよう
厚くて固い生地のポーチではなく、もともと穴の開いているメッシュポーチなら、楽に針を刺して刺繡をすることができます。
メッシュポーチももちろん、100均で購入することができます。
メッシュポーチに刺繡をする場合、「クロスステッチ」というやり方がおすすめです。
クロスステッチとは、縫い目がクロス=Xの形になるよう針を刺し、Xをたくさん並べることで模様を作っていくやり方です。
本来クロスステッチは、専用の布で布目を数えながら1目ずつ刺して作っていきます。
メッシュポーチなら、クロスステッチ専用の布と同じように、縦糸と横糸の目を数えて作ることができるのです。
YouTubeにはクロスステッチの動画がUPされていて、やり方を学ぶことができるので、気になったあなたは検索してみるのもおすすめです。
「無心で細かい作業がやりたい!」というあなたは、ぜひクロスステッチ刺繡に挑戦してみてください。
朗報!100均に行けば刺繡グッズはそろえられる
刺繡は可愛いけど、道具が家にないし…。とやる気スイッチが入らなかったあなた。
100均に行けば、刺繍の初心者でも必要なグッズをすべてそろえることができます。
刺繍針に刺繍用の枠、先ほどお伝えしたクロスステッチで使えるような刺繍用の布まで、100均でそろえることができるのです。
刺繡糸も、パステルカラー、ビビットカラー、ラメ入りなど、同じテイストでたくさんの色がセットになっているものが、100均で購入可能です。
刺繡用のグッズを全部そろえたとしても、500円程度で済んでしまうので、気軽に始めることができますね。
100均ポーチが財布代わりに!簡単改造術を紹介



家計管理を見直したい、と思っていた私も気になっていたこの方法。
食費、美容費、など、項目でビニールポーチを分け、あらかじめ月予算として入れておいたお金の中でやりくりすることで、お金が貯まりやすくなるのだとか。
でも、月の食費が入ったビニールポーチ、財布代わりにそのまま持って買い物に行くとしたら、中のお金が丸見えになるのは嫌ですよね。
調べてみると、ビニールポーチに布をつけて改造することで、中身を見えなくする方法があるのです。
100均のビニールポーチとは気づかれず、財布代わりに使える改造術をご紹介します。
- タグやひもなど、ポーチに付いている余分なパーツがあればカットしておく
- 柄が内側になるよう生地を二つ折りにして、「わ」の部分にポーチの底を合わせて乗せる
- 大きさの目安を決めるため、上はポーチ本体と同じくらい、左右は本体より3mmほど大きくラインAを取る
- 縫い代として、ラインAの上と左右それぞれ1cm外側にもラインBを取り、布は二つ折りのままラインBの上をカットする
- ラインAの左右だけを縫い、袋の形にする
- 左右を縫ったら、袋上部のラインAを1cmの幅で外側に折り返し、アイロンをかけて折り目をつけておく
- 柄が見えるよう袋を表に返し、ビニールポーチを中に入れ込む
- 工程5でつけた折り目とファスナーの布部分をまち針で固定し、まつり縫いで縫い付けていく
工程を細かく書いたので、説明を読むと難しく感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
要は、ポーチよりほんの少しだけ大きい布の袋を作って、ビニールポーチを中に入れたら、ファスナーと袋口を縫い付けるだけ、という簡単さ。
直線縫いとまつり縫いだけできれば完成するので、ミシンがなくても、お裁縫に自信がなくてもできちゃいますよ。
布の裁断面もビニールポーチの間に隠れてしまうので、糸を処理する手間もなく、気軽に挑戦できます。
ビニールポーチを使った家計管理に興味があるあなたは、項目ごとに布の柄や色を変えてみると、気分も上がって継続しやすくなるかもしれませんね。
まとめ

- 100均でポーチと、フリルテープ、プラバン、デコパージュ液などがそろうので、自分好みにプチ改造できる
- 他にも、ビーズ、スタッズ、アクセサリーなど、100均に行けばいろいろなリメイクグッズが見つかる
- ポーチに刺繡を入れたい時は、フェルトに刺繍してから付けるか、メッシュポーチに刺繍をすれば簡単
- 100均のビニールポーチと布を合わせると、お財布代わりのポーチに改造できる
100均さえ行けば、あなたの好きなテイストで、市販のポーチをオリジナルポーチに改造できることが分かりました。
100均の素敵な商品を見ていたら、面倒くさがりな私も、普段は眠っている「手芸やりたい欲」が、むくむくと目覚めてきました!
あなたの挑戦してみたいプチ改造方法は決まりましたか?
お気に入りのオリジナルポーチが完成したら、ぜひ教えてくださいね。