100均のペンキで気軽にリメイクしたいけど、種類が豊富で油性と水性のどちらを使えば良いか分からなくなりますよね。
プラスチックや鉄部には油性、それ以外はほぼ水性で塗装できます。
このように、リメイクしたいものによって油性と水性を使い分けると失敗しませんよ。
私は以前、好みの色だけで決めて大失敗したことがあります。
せっかく時間とお金を使うなら、自分好みに仕上げたいですよね。
ペンキの基本知識さえあれば、ご自宅でリメイクを楽しむことができます。
それも、100均ペンキを使えば、安価で気軽に始められますね。
この記事では、油性と水性どちらを使うか、その使用方法などの基本知識が手に入ります。
おすすめのペンキや外で作業する時の注意点も載せていますよ♪
この記事を読んで、お家リメイクに挑戦してみませんか?
100均のペンキではありませんが、広い範囲をお好みのカラーで塗装するならこちらの商品はいかがですか。
69種類のお色から選べて、お家リメイクをもっと楽しくしてくれるはずです。

目次
100均のペンキは油性と水性を使い分けよう!

ペンキでリメイクする時は、屋外の鉄部など水分に触れるところには油性ペンキ、それ以外のものについては水性ペンキで塗装できます。
水性ペンキは、オールマイティな選手ですね♪
そもそも塗料は、【顔料+合成樹脂+溶剤】で、できています。
最後の溶剤が水なのか油なのかという違いで水性と油性に分かれます。
水性は水分を含むため鉄部に触れるとサビの原因になりますし、油性は油分を浸透させて着色するので耐久性に優れています。
水と油では、取り扱いや使用感、仕上がりに差がでますよね。
そのため、リメイクするもので油性と水性を使い分ける必要がある、ということになります。
以上を踏まえた上で、水性と油性の特徴を見ていきましょう。
油性ペンキのメリット2つとデメリット3つ
油性ペンキには大きく2つのメリットと3つのデメリットがあります。
屋内のものはほぼ水性で間違いなしですが、屋外の鉄部やプラスチック、水分に触れるところについては油性をおすすめします。
水性ペンキも品質が上がってきておりサビにくいものも売ってはいますが、油性に比べると耐久性は低いと言えます。
ダイニングテーブルなど水分に触れやすいところは、油性ペンキで塗装すると長く持ちますよ。
〈油性ペンキのメリット2選〉
- 仕上がりの良さ
- 水もはじく耐久性
木材に浸透して着色するため、木目が浮き上がり綺麗な仕上がりになります。
テーブル等、水を使用する場所でも長く使用できます。鉄部にも塗ることができ、耐久性でいうと油性がピカイチですね!
〈油性ペンキのデメリット3選〉
- 臭い!
- 取り扱いが難しい
- 乾燥に時間がかかる
1番のデメリットは臭いがキツいということです。
健康被害の可能性もあるので、油性ペンキを使用する際は必ず換気をして作業してくださいね。
私は、ツーンとした臭いが苦手なので、ペンキは屋外で作業します。
油性ペンキは、筆を水洗いすることができないなど、取り扱いが難しいのです。
筆を洗うにはラッカー薄め液を使用しますが、ちょっと面倒ですよね。
そのため、100均の筆を使って塗装した後は、その都度筆を使い捨てる、という人も少なくありません。
油性ペンキは使用する際も、ペイント薄め液で薄めながら作業しなければならず、初めての方は苦労されるかもしれませんね。
上塗り(ニス)も油性のものしか使用できないなど、注意事項に従って仕上げていく必要があります。
さらに油性ペンキは、標準で6時間程度乾燥させる必要があります。
これは気温や湿度、塗装するものによっても異なりますが天候を考慮し、時間にゆとりをもって作業することが好ましいですね。
水性ペンキのメリット3つとデメリット2つ
水性ペンキには大きく3つのメリットと2つのデメリットがあります。
油性ペンキに続き、水性ペンキの特徴もそれぞれ見ていきましょう。
〈水性ペンキのメリット3選〉
- 臭くない
- カラーバリエーションが豊富
- 取り扱いがとにかく楽
溶剤が水なので、頭痛や吐き気の原因となる有害物質であるホルムアルデヒドがほぼ出ません。
臭いもほとんどないため、室内作業に向いています。
小さいお子様のいるご家庭でも安心して使用していただけますよ。
でも、換気はきちんとしましょうね。
また、100均の水性塗料はカラーが豊富なので、お好みの色がきっと見つかります。
好きなものを選べるというのはDIYの醍醐味ですね。
100均のペンキは、新色が出る度に話題になって、売り切れになってしまうお店もあるそうですよ。
筆も水で洗えますので、作業後の後始末がとっても簡単なのも大きな特徴の一つ。
汚れも水で落とせます。
初心者の場合は特に、後始末が簡単な方が良いですし、ジャブジャブ洗えるのは嬉しいですよね。
〈水性ペンキのデメリット2選〉
- 仕上がりは油性に劣る
- 木材によっては反ることもある
油性は木材に浸透して着色させるため、自然な風合いを残しますが、水性は木材に上塗りした感がどうしても残ります。
ただ、この差も個人的にはそんなに気にならないので、違いが気になる方は一度端材で試してみても良いかと思います。
溶剤が水ですので、塗装するものが木材の場合、ものによっては反ってしまう事があります。
反りが出た木材を復元する方法もいくつかありますが、反りにくい木材を選ぶことで手間が省けます。
加工木材や集成木材は細かいチップや木でつくられているため、水分を吸収するスピードが分散され、反りが生じにくくなります。
是非、塗装するものにも着目してみてくださいね。
以上、水性ペンキと油性ペンキの特徴を見てきましたが、いかがでしたか。
新しい事にチャレンジするときには、ハードルを下げることで長続きしますよね。
迷った時は、水性ペンキをお試しくださいね。
100均の油性ペンキはスプレータイプがおすすめ!

100均の油性ペンキはダイソーのスプレーペンキがおすすめです。
100均では取り扱いの少ない油性ペンキですが、ダイソーのアクリルスプレーは刷毛が不要のため便利ですよ。
こちらのアクリルスプレーは、乾燥時間の目安が夏場だと40〜50分、冬場でも1〜2時間とされており、乾燥性にも優れた商品です。
一般の油性ペンキと比べても、大幅に時間を削減できますね。
途中で雨が降ってきた!なんて心配もないですし、薄め液を使用しながら作業する必要もないため、初心者には嬉しいポイントが盛り沢山です♪
どうしても油性でないと、という時ダイソーアクリルスプレーはいかがでしょうか。
100均ペンキのおすすめ商品水性タイプ3選をご紹介♪

100均の水性ペンキはダイソーのナチュラルミルクペイントなど3つの商品がおすすめです。
ここからはダイソー、セリア、CanDoで取り扱われている水性ペンキのおすすめ商品をご紹介します。
個人的には、ダイソーのミルクペイントの優しい色味が好きです。
自分好みのカラーを見つけてアレンジも色々と楽しめそうですね。
ダイソーのおすすめペンキはナチュラルミルクペイント
ダイソーでおすすめの水性ペンキはナチュラルミルクペイントです。
ナチュラルミルクペイントは、天然成分のミルクガゼイン配合で優しく自然な風合いがでるため、アンティーク風に仕上げたい場合は特におすすめします。
- アースホワイト
- ブラック
- ナチュラルベージュ
- モカチャ
- スモーキーグリーン
- スモーキーピンク
- スモーキーブルー
セリアのおすすめペンキはWater Paint
セリアでおすすめの水性ペンキはWater Paintです。
こちらの特徴は、少しくすみのあるパステルカラー。
発色が綺麗で、塗り重ねる回数によって色んな表情になるため、どんなインテリアにも馴染みます。
全体的に薄付きなのも特徴の一つで、カラーは5種類展開されています。
- ナチュラルベージュ
- スモーキーピンク
- スモーキーブルー
- スモーキーグリーン
- ブラック
CanDoのおすすめペンキはミルキーカラーマルチペイント
CanDoでおすすめの水性ペンキは、ミルキーカラーマルチペイントです。
こちらは、全体的に薄付きですが、ソフトな色合いとツヤ感が特徴です。
重ね塗りするとツヤが増すので、乾かしてからの重ね塗りをおすすめしますよ。
ポップで可愛い印象のCanDo水性ペンキ、色は全部で10色。選ぶ楽しみもあっていいですよね。
例えば、子ども玩具の収納棚を色違いにすると、「ピンクにはお人形、緑にはおままごと用の食器をいれようね。」と、一目で分かって良いかもしれません。
- バニラホワイト
- リネンベージュ
- マイルドグレー
- サクラピンク
- ブリックレッド
- ショコラブラウン
- スモーキーアクア
- セラドングリーン
- アーミーグリーン
- インクブラック
100均のペンキではありませんが、広い範囲をお好みのカラーで塗装するならこちらの商品はいかがですか。
69種類のお色から選べて、お家DIYをもっと楽しくしてくれるはずです。

まとめ

- 100均のペンキは油性と水性を使い分ける。
- 100均の油性ペンキはスプレータイプがおすすめである。
- 100均の水性ペンキはダイソーのナチュラルミルクペイントなど3つの商品がおすすめ
本記事では、100均ペンキの使い分け、おすすめのペンキについてご紹介しました。
ペンキの基本知識を手に入れて、うまく使い分けることで、楽しくリメイクすることができます。
自分にもできるかなと不安になるかもしれませんが、肩の力を抜いて一度挑戦してみてはいかかでしょうか。
100均のペンキではありませんが、広い範囲をお好みのカラーで塗装するならこちらの商品はいかがですか。
69種類のお色から選べて、お家DIYをもっと楽しくしてくれるはずです。

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